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JAL、国際線のボーイング767に“1ランク上”の新型シート導入(2/2 ページ)
日本航空が進める居住性と快適性を向上した新型シート戦略「SKY SUITE」。国際線の中距離路線で使うボーイング767の改修が終わり、報道陣に公開されました。
また「SKY WIDER(スカイワイダー)」と名付けたエコノミークラスには、“新・間隔”エコノミーシートと銘打つ新型シートを採用しました(SKY SUITE 777で採用済み)。
シート自体がスリム化しただけでなく座席数も減らして、シートピッチ(前後のシート幅)を従来よりも約7センチ伸ばして34インチ(約86センチ)に。足元スペースが広がったため、足を組んだり窓側席の乗客が通路に出やすくなったりしています。また、タッチパネル式の10.6インチモニターやUSBポート、AC電源を用意しました。
SKY SUITE 767は、12月からバンクーバー線に就航。以降、クアラルンプール(2014年1月)など東南アジアやホノルルをつなぐ中距離路線に投入されます。
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