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PCのメールアドレスに迷惑メールが「毎日1本以上届く」45.0%

» 2005年06月02日 16時10分 公開
[ITmedia]

 アイブリッジはこのたび、同社が展開するインターネットリサーチサービス「リサーチプラス」の第85回調査報告として、「PCでの迷惑メール」に関するアンケート結果を発表した。対象はインターネットユーザー300人で、チアーズが調査協力を行った。

 携帯メール以外にもっとも利用している個人のメールアドレスにおいて、「明らかに迷惑メール」と思えるものがどのくらい届くかをたずねたところ、45.0%が「毎日1本以上届く」と回答し、昨年調査時の29.6%を大きく上回る結果になったという。

 もっとも数多く受信する迷惑メールの種類を挙げてもらったところ、1位は「アダルトな勧誘広告」で46.6%(昨年比3.9ポイント増)だった。次いで、「登録した覚えの無いメールマガジンやメーリングリスト」(28.5%、同11.1ポイント増)、「文字化けした海外からのメール」(15.7%、同0.8ポイント減)、「ネットワークビジネス関連の勧誘」(8.0%、同7.1ポイント減)、「知人からの不用(不快)なメール」(0.4%、同0.5ポイント減)と並ぶ。

 迷惑メールが届いた際に、解除要求や苦情などのアクションを起こしたことが「ある」人は34.5%で、昨年より約10ポイント増加した。具体的な行動としては、「配信解除の手続き」「セキュリティフィルターによる受信拒否(迷惑リスト登録)」「ISPなどへの連絡」「記載されているメールアドレスに対して『登録していません』『スパム禁止』などのメッセージを送信する」などの回答が見られた。

 一方、迷惑メールに対して特にアクションを起こしたことはないと答えた人(65.5%)の自由意見では、「セキュリティソフトを導入しているので、いちいち対処はしていない」「メールソフトに自動振り分け機能がついているので自分では何もしていない」「訪れたHPでメールアドレスを入力しないようにしている」「開かずそのままゴミ箱に入れるよう気をつけている」などが挙げられた。

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