第4回目は、ページ情報の特殊な検索とキーワード一発検索の秘訣をご紹介します。(特集:顧客満足度ナンバーワンSEの条件)
そのページがどこからリンクされているかを調べることができます。人気があるかどうかの目安になりますし、無断でリンクを張っているサイトをみつけるのにも役立ちます。
Googleでは、一部の語句の後にコロン「:」をつけると特殊な意味になる、コマンドというものがあります。そのようなコマンドのひとつの「link:」を使って調べます。
検索ボックスに「link:」と入力し、その後に調べたいページのURLを続けます。
→ 『link:http://www.kantei.go.jp/』
第1回でご紹介したGoogleツールバーをインストールしている場合は、「ページ情報」アイコンの「リンク元」を選択することにより表示することもできます。
そのページに関連する情報を持つページを調べることができます。なにをもって関連しているというかは、Googleが独自の基準で判断しているようです。
検索結果画面で「キャッシュ」の隣りある「関連ページ」をクリックすると、そのページに関連しているページが表示されます。
また、「related:」コマンドの後ろに調べたいページのURLを続けても同じです。
→ 『related:http://www.google.co.jp/』
Yahoo!やgooといった他の検索サイトが表示されます。使い方によっては重宝するでしょう。Googleツールバーで、「ページ情報」アイコンの「関連ページ」を選択することにより表示することもできます。
Googleトップページの検索ボックスの下には、「I'm Feeling Lucky」ボタンがあります。
キーワードを入力して、このボタンをクリックすると、検索結果の最初のページを直接開くことができます。検索結果画面は表示されません。
特に企業名など一般的なものは、ほぼ間違いなく意図するものが表示されます。
Googleツールバーをインストールしている場合は、設定で「I'm Feeling Lucky」アイコンをツールバーに表示するようにしておけば、さらに便利に一発検索できます。
Googleツールバーをインストールしている場合は、Internet Explorer のアドレスバーに直接日本語入力して検索することができます。
アドレスバーに企業名や商品名などのキーワードを入力してEnterキーを押すと、その企業や商品の公式サイトを直接表示することができるのです。検索結果画面は表示されません。
何に対して何を公式サイトとするかは、Googleが独自に決めているようです。
Googleが公式サイトを独自に判断できないキーワードについては、通常の検索結果画面が表示されます。
この記事は、メルマガ「3分でわかるネット検索のお作法」の内容を新たに加筆して掲載しています。
江川雅志(知識工房)
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