Googleアラートをうまく活用することで、わざわざ検索しなくても自動的に情報が送られてくるようになる。あまりに多くのメールが来るなら「Bloglines」などを活用するという手もある。
Webでの情報収集法として、ぜひ活用したいのが「アラート」サービスだ。Web全体の情報について、あるいは最新のニュースについて、設定したキーワードに沿って情報を送ってくれる。
特に「ニュースサイトを見るより、送られてくるメールマガジンを読むほうが性に合っている」という人には、より嗜好にあったニュースをメールで受け取れるようになる。
キーワード検索で、新しいページがヒットしたらメール配信してくれる──。そんなイメージで使えるのが「Googleアラート」だ。定期的にWebでの取り上げ方をチェックしているキーワードを誰しもが持っているだろう。こうした用途に使うことで、わざわざ検索することなく新しいページを知ることができる。
使い方は簡単だ。Googleアラートのページを開いたら、「検索用語」にチェックしたい言葉を、「メールアドレス」には結果を送信してほしいアドレスを入力する。Gmailアカウントである必要はなく、どんなアドレスでもいい。
「タイプ」は下記のような動作となる。
タイプ | 動作 | お勧めの使い方 |
---|---|---|
ニュース | 「Googleニュース」で検索したときに、検索結果上位10件に表示された場合 | Googleニュースは30日でコンテンツが消えるため、ほぼ最新のニュースが送られてくる |
ウェブ | 「Googleウェブ検索」したときに、検索結果上位20件に新規のページが現れた場合 | 検索結果に変化が起きたときに知ることができる |
Googleアラートを複数設定した場合、頻繁にメールが届いてしまう場合がある。アラートメールは便利だが、たくさん届いてウザイと思い始めたら設定を見直したほうがいい。また、メールソフト以外でアラートメールを見るという方法もある。
米BloglinesはWebベースのRSSリーダーだが、アラートの受け皿として使うことも可能だ。Bloglinesが提供する独自メールアドレスにアラートなどを送るようにすれば、内容をBloglinesでRSS同様に見られるようになる。RSSリーダーは未読数を気にしないのが使い方のコツだが(7月4日の記事参照)、アラートをRSS的に受信することで、大量のアラートも気にならずに利用できるだろう。
またアラートに限らず、メールマガジンをRSS的に閲覧するのにもこの方法は利用できる。
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