普通のIEでジェスチャー機能を利用する3分LifeHacking

自宅ではジェスチャ機能を持ったブラウザに慣れ親しんでいるが、職場のPCではデフォルトのIEを利用しなくてはいけないため、ジェスチャー機能が使えずにストレスがたまってしまう。こんな時はこのソフトを試してみよう。

» 2006年09月04日 11時44分 公開
[kizuki,ITmedia]

 Sleipnirなど、ジェスチャー機能を搭載するWebブラウザをプライベートで日常的に使用していると、ジェスチャー機能が使えない職場のInternet Explorer(IE)ではストレスがたまってしまう。いつものクセでマウスの右ボタンを押しながら「←」と動かしたのにバックしない! 「↑↓」と動かしたのにリロードしてくれない! こんなイライラを経験したことがある人は多いはずだ。

 このような症状に効果的なのが、IEにジェスチャー機能を追加するソフト「Mu(みゅう)」だ。任意のアプリケーションにマウスジェスチャー機能を追加するソフトとしては「マウ筋」も有名。こちらはどんなアプリにも対応できる柔軟性は便利だが、デフォルトの状態ではジェスチャー機能が登録されておらず、自分でひとつずつジェスチャーを登録しなくてはいけない。

 一方、MuはIEとWindowsエクスプローラに特化しており、これらのアプリに対するジェスチャーがプリセットされているのが特徴だ。ソフトをダウンロードして解凍し、起動するだけで、すぐにIEでマウスジェスチャーを利用できる。

カスタマイズ画面。デフォルトではSleipnirなどとほぼ同じジェスチャーが登録されている。もちろんカスタマイズも可能だ
IEのほか、Windowsエクスプローラにも対応している。デフォルトでONになっているので、必要に応じてチェックをはずすとよいだろう

 デフォルトでは「←」で戻る、「→」で進む、「↑↓」で更新など、Sleipnirとよく似たジェスチャーが登録されているため、Sleipnirがインストールされていない職場のPCでIEを使わなくてはいけないSleipnirユーザーには、絶大な効果を発揮する。もちろん任意のジェスチャーを割り当てることもできるため、自分好みのカスタマイズをすることも可能だ。

 ちなみにこのMuはレジストリを変更しない。USBメモリにコピーしておけば、USBメモリから直接起動できる。職場の共有PCやネットカフェのPCであっても、あらかじめインストールしておく必要はなく、その都度USBメモリ内の実行ファイルを起動することでジェスチャー機能を利用できるのだ。なにかと便利な方法なので、USBメモリを持ち運んで共有PCで作業する機会が多い方は、いちど試してみるとよいだろう。

本日のレシピ
ソフト名 Mu
URL http://hp.vector.co.jp/authors/VA027606/
対応OS 日本語版 Windows 95(OSR2)/98/Me/2000/XP、IE 5/5.5(SP2)/6、Windowsのエクスプローラで動作確認
利用料 無料
作者名 Zn氏

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