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» 2006年10月20日 18時10分 UPDATE

IE 7正式版を試す:IE 7のタブブラウザとRSSリーダーを使ってみた

インストールして初期設定を完了した後は、IE 7の注目機能を試してみよう。後編ではタブブラウザ機能とRSSリーダー機能を使ってみた。

[鷹木創,ITmedia]

 前回に引き続き、Internet Explorer 7を試してみる。今回は注目機能であるタブブラウザ機能とRSSリーダー機能を使ってみよう。

IE 7の初期設定はこちら

印刷機能やショートカットはこちら

st_ie00.jpg IE 7

タブブラウザを確認する

 Biz.IDの読者であれば、タブ切り替え型ブラウザを利用している方も多いかもしれない。念のため説明しておくと、これまでのIEでは1つのウィンドウに1つのWebページしか開けなかった。IE 7では1つのウィンドウ内に複数のWebページを開くことが可能で、その切り替えをブラウザ上部のタブで行うようになっている。これまでどおり別のウィンドウで開くことも可能なので、「タブブラウザはどうも……」という方は従来と同じような利用方法もできる。

st_ie20.jpg 赤枠で囲んだところがタブだ。クリックするとページを切り替えられる
st_ie21.jpg 左側のタブ上で右クリックした。「Close」(このタブを閉じる)、「Close Other Tabs」(これ以外のタブを閉じる)、「Refresh」(このタブを再読み込み)、「Refresh All」(これ以外のタブを再読み込み)、「New Tab」(新規タブを開く)
st_ie22.jpg 同じようにリンクを右クリックした。ページを開くでは「Open」(開く)、「Open in New Tab」(新しいタブで開く)、「Open in New Window」(新しいウィンドウで開く)など。これまでどおり開きたい場合はOpen、タブで開きたい場合はOpen in New Tab、別のウィンドウで開きたい場合はOpen in New Windowを選択しよう

 Open in New Tabで新しいタブを開くと、初期設定では新しいタブがアクティブにならなかった。つまり、どんどんタブを開いても、現在のタブが表示され続けるわけだ。たくさんのURLを一度に開くような場合は便利だが、新しいタブを開くたびにマウスでクリックするなどして、アクティブタブを変えなければならないのも面倒だ。

 その場合は、「Tools」−「Internet Options」−「General」タブの「Tabs」欄にある「Settings」をクリック。「Always switch to new tabs when they are created」にチェックして「OK」を押せば、新しいタブにスイッチされるようになる。

st_ie24.jpg 矢印にしたがって設定をしてみよう

 なお、新しいタブはアクティブなタブの右側に開く。メールソフトなど外部アプリケーションからのリンクは、デフォルトで現在のウィンドウの新規タブとして開く設定。別ウィンドウや現在のタブまたはウィンドウに開くようにも設定できるようになっている。ちなみに、1つのウィンドウで表示されるタブは、XGA(1024×768ピクセル)のディスプレイでウィンドウサイズを最大化した時で8つまでだった。サイズを小さくすれば表示されるタブの数も減る。最大でも9つめ以降のタブがスクロールなしではみえないので注意しよう。

タブを開く動作
Biz.IDオススメ 操作
全般 リンクの右クリックメニューから[Open in New Tab]
マウスを使っているユーザー リンクをマウスのホイール(中央ボタン)でクリック
ショートカットを多用するユーザー リンクを[Ctrl]キー+[左クリック]

 さて、タブをたくさん開くと、どのタブが必要なページを表示しているかが分からなくなる時もある。そんな時は、一覧表示する機能を利用しよう。

st_ie23.jpg 赤枠で囲んだ矢印をクリックすると現在開いているページをリスト表示する。青色の背景色はタブが表示されているもの。スクロールしないと見えないタブは背景色が異なって分かりやすくなっている。
st_ie25.jpg もう1つの一覧方法は、Quick Tabsだ。これはウィンドウに開いているタブをサムネイル表示させる機能で、見た目にも分かりやすい。もちろんサムネイルをクリックすればそのタブを表示する

 タブをたくさん開いた状態でIE 7をシャットダウンしようとすると、「Do you want to close all tabs?(すべてのタブを閉じますか?)」と尋ねられる。この際、「Open these the next time I use Internet Explorer」にチェックを入れておけば、次回IE 7を起動した時に、前回開いていたタブを表示できる。

st_ie26.jpg

 なお、ダイアログの「Do not show me this dialog again」にクリックしておけば、これまでの設定が継続され、IE 7のシャットダウン時にダイアログが表示されなくなる。

 表示されなくなったダイアログをもう一度表示させたい場合は、「Tools」−「Internet Options」−「General」タブの「Tabs」欄にある「Settings」をクリック。上から2番目のチェックボックス「Warn me when closing multiple tabs」にチェックすれば、再度シャットダウン時にダイアログが表示されるようになる。

RSSリーダーにフィードを登録してみる

 RSSリーダーも新機能の1つ。基本的な機能としては、これまでRSSフィード自体はXMLがそのまま表示されていたが、きれいに整理して表示されるようになった。文字の羅列ではなく、シンプルなWebページのように閲覧できるので初心者も簡単にRSSフィードを登録できるはずだ。

st_ie30.jpg ITmedia Biz.IDのRSS 1.0のフィード。上がIE 6、下がIE 7。一見して、XMLがきれいに表示されるようになったことがわかる。

 登録も簡単だ。RSSフィードを提供しているサイトにアクセスすると、ツールバー上のRSSマークの色がオレンジに自動的に変わる。オレンジになったRSSマークをクリックするとXMLのページが表示されるので、「Subscribe to this feed」をクリックしてみよう。

st_ie31.jpg オレンジ色のRSSマークをクリックするだけで登録できる。

 また、各サイトに用意されているRSSボタンを押しての登録も可能だ。

st_ie32.jpg こちらはITmedia Biz.IDのRSS 2.0フィード。RSS一覧ページからボタンをクリック
st_ie33.jpg 「Subscribe to this feed」をクリックするとダイアログが表示されるので、フォルダを選択した上で「Subscribe」を押そう

 登録したRSSフィードはIE 7のツールバー左端の「Favorites」ボタンをクリックして、「Feeds」を押せば確認できる。

st_ie34.jpg 今回はRSSマークをクリックするやり方と、RSSボタンを押してフィードの中から設定した。画面でもBiz.IDの2つのフィードが登録されているのがわかる
st_ie35.jpg 画面右側にシンプルな操作インタフェース

 RSSリーダーとしての機能にも触れておこう。右側の囲み部分にフィードの件数、検索フィールドなどを用意。すべて(All)を表示するか、新しく取り込んだもの(New)を表示するかを指定できるので、未読管理も難しくない。また、エントリが掲載された日付(Date)や記事タイトル(Title)による並び替えも可能だ。

 インクリメンタルサーチできる検索機能はなかなか便利だ。検索フィールドに1文字でもキーワードを入力すると、対象のフィードからダイナミックに検索してくれる。英語だけでなく日本語の変換中であっても文字に応じた絞り込み検索できるので快適だ。

st_ie36.jpg 日本語の変換に応じてインクリメンタルサーチしてくれる

 なお、RSSフィードの取得タイミングはデフォルトで1日1回。もっと増やしたい人は、右側のインタフェース下にある「View feed properties...」をクリックして変更しよう。

st_ie37.jpg 右側の「View feed properties...」から、プロパティを呼び出し更新タイミングを変更する。
st_ie38.jpg 最短で15分、最長で1週間の更新タイミングを設定できる
RSS関連の便利なショートカット
ショートカットキーボード 内容
[Alt]+[J] RSSフィードを提供しているページで押すと、提供RSSフィードの一覧が表示される
[Alt]+[C] 左ペインにFavorites Centerを表示する
[Alt]+[S] 登録したRSSの閲覧時に検索できる
[Alt]+[I] 登録したRSSの閲覧時に全件(All)表示にする

“Yahoo!”版IE 7も試した

 IE 7は各社からカスタマイズ版も出ている。基本的な性能は同等だが、たとえば米Yahoo!が提供している「IE 7 Optimized for Yahoo!」では、米Yahoo!をホームページに、Yahoo! Searchをデフォルトの検索エンジンに設定し、Yahoo! Toolbarも統合した(10月19日の記事参照)。

 画像で簡単に見てみよう。なお、編集部で試したケースだが、IE 7をすでにインストール済みのPCではIE 7 Optimized for Yahoo!のインストールに失敗した。いったん通常のIE 7をアンインストールする必要がありそうだ。

st_ie40.jpg 米Yahoo!のダウンロードサイト。右上の「Download Now」をクリックしてみよう
st_ie41.jpg ダウンロードしているところ。この後は、通常のIE 7と同じインストール作業を行うことになる(10月19日の記事参照)。
st_ie47.jpg 無事インストールできると、通常のIE 7の設定画面ではなく、専用のホームページを表示。タブは全部で2つ開いており、専用ページのほかYahoo! Newsが開いていた。またYahoo! Toolbarがインストールされているのも分かる
st_ie48.jpg 起動時にはYahoo! Toolbarからのメッセージも表示
st_ie49.jpg 検索エンジンはデフォルト設定はGoogleのままだったが、Yahoo! Search、Images、Video、Local、Shopping、Answers、Newsといった検索エンジンが選べるようになる

 以上、2日間にわたって正式公開されたばかりのIE 7を使ってみた。今回はあまり触れられなかったが、印刷機能なども強化している。2〜3週間以内に日本語もリリースされる見込みだが、ひと足先にIE 7を使ってみたいユーザーは英語版にチャレンジしてみるのもいいだろう。

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