取っておきたい、7つのWebサービスアカウント3分LifeHacking

さまざまなWebサービスに登録したユーザーID。すべて同じものを使えている人はどれだけいるだろうか。超メジャーから期待のルーキーまで、とりあえず取得しておきたいアカウント7つ。

» 2006年11月02日 22時39分 公開
[斎藤健二,ITmedia]

 030-※※※──携帯電話が出始めの頃、030番号がうらやましがられたり、“良番”と呼ばれる続き数字だったり語呂合わせしやすい番号がもてはやされた。同じように、Webのサービスでも、短かったり、覚えやすいIDが人気だ。

 ところが現在ほとんどのWebサービスは、ID取得が無料で早い者勝ちの状態。今の内に各IDを一揃え集めてしまうのもいい。また、それぞれのサービスをすべて同じIDで持つというのもチャレンジングな試みだ。今のうちにIDを取っておきたいサービスを7つ紹介する。

1:Skype

 PCとインターネットがあれば、海外との通話が無料──。インターネットフォンの代名詞的存在でもあるSkypeは、早めにIDを取っておきたい筆頭だ。普段はMSN Messengerなどを利用していても、サブメッセンジャーとしてSkypeのアカウントを用意している方も多い。

 メッセンジャーのIDは、メールアドレスと同じで頻繁に変更したいものではない。10年後も使われ続けるメッセンジャーは何か? と考えると、Skypeは候補に挙がる。(Skypeのダウンロード

2:Hotmail

 Webメールサービスの老舗であるHotmailも、押さえておきたいアカウントの1つ。国内だけでも既に数百万人のユーザーが利用しており、間違いなく10年後もアカウントは使い続けられるだろう。

 逆にユーザー数が多いだけに、自分の好みのアカウントを取得するのは難しいかもしれない。(Hotmailの登録

3:Gmail

 当時としては群を抜いた大容量、Ajaxを使った斬新なインタフェース、フォルダではなくラベルという概念を使ってメールを整理したり、検索してメールを探すという使い勝手が評判を呼んだ。当初は利用者からの招待制だったが、2006年8月から登録制に以降。逆に、好みのアカウントを取得するのが難しくなったようにも感じる。

 ほかのフリーメールサービスと異なるのは、特にIT業界ではプライベートアドレスとしてGmailを使う人がかなりいることだ。(Gmailまとめ

4:Yahoo!

 Web2.0という言葉が流行っても、日本の最も多くのユーザーが利用しているWebサービスは「Yahoo!」だ。オークションしかり、メールしかり、カレンダーやメモ帳しかり……。

 国内だけでも膨大な利用者数がいるだけに、日本人の一般的な名前を元にしたアカウント名──名前の頭文字+名字──などでは、まず間違いなく取得はできない状況にある。(Yahoo! Japan IDの登録

5:mixi ID

 数年で一挙に日本のWebサービスアカウントで、なくてはならない存在になったmixi。このIDは自由な英数字ではなく、登録順に数字が振られる。つまり早期にmixiに参加した人ほど小さな数字になるわけだ。

 mixi IDを“売り買い”するサイトまで登場しており、友人からの招待が必要なSNSのアカウントだけに、価値が高いともいえる。(mixi

6:VOX

 既にメジャーになってしまったサービスではなく、これからメジャーになるかもしれないサービスのアカウントを早期に取得しておくのも、ワクワクする試みだ。まだ注目を集める前から利用している=メジャーになってしまってからは取得できないようなアカウントを持っているということでもある。

 voxは、Movable Typeなどブログツールで有名な米Six Apartが提供する無料のブログサービス(10月27日の記事参照)。Amazon.com、YouTube、Flickr、iFilmなどのマルチメディアサービスと連係できるようになっている。(voxに登録

7:ドメイン

 ドメイン──といえば、「.com」ドメインなどで一般的な名称は買い占められ“ドメイン投資”などと言われた。最近でも中国の国別ドメイン「.cn」への投資がブームだという報道が記憶に新しい。最近では、転売目的ではなく“ありそうなドメイン”を取得して広告を掲載するというドメインビジネスもあるそうだ。

 さて「.com」「.net」「.org」などで良いドメイン名が取れなかった方も、ドメインからは目が離せない。「.tel」「.cat」「.post」「.mobi」「.jobs」「.travel」などの目的別(5月17日の記事参照)、「.tv]「.us」「.cc」といった国別ドメイン、「.biz」「.info」「.name」などのトップレベルドメインも生まれている(2001年の記事参照)。毎年新しいトップレベルドメインがスタートしており、自分の名前のドメインを取得するチャンスも何度も巡ってくる。

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