ロングセラーの液状のり「アラビックヤマト」が、携帯電話にも付けられるミニボールペンになった。
ヤマトの液状のり「アラビックヤマト」の形を模した「アラビック ミニボールペン」が登場した。価格は315円。
今回発売となるアラビック ミニボールペンは、スタンダードタイプのアラビックヤマトの形を模したもの。本体サイズは13(最大径)×50(長さ)ミリ、重さは約3グラム。携帯電話にも付けられるミニタイプの油性ボールペンだ。インクカラーは黒。ボール径は0.7ミリとなっている。
ヤマトによれば、昭和30年代までアラビアゴムの樹液を主成分としていた液状のりは、別名「アラビアのり」と呼ばれていた。このアラビアのりは、容器を逆さにすると、海綿を通して液状のりが染み出し、手を汚さなくてものりが利用できることが特長だったという。このアラビアのりの容器の使いやすさから生まれたのが「アラビックヤマト」(主成分:ポリビニルアルコール)なのだ。液状のりの国内シェアでは約7割を占める。
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