沖データ、世界最小クラスのA4モノクロプリンタ──印刷速度を高速化、毎分20枚仕事耕具

沖データは、設置床面積で世界最小クラスのA4モノクロLEDプリンタ「B2200n」を発表した。価格は4万1790円。7月中旬から出荷し、順次店頭にも並ぶ予定だ。

» 2007年07月09日 17時49分 公開
[鷹木創,ITmedia]

 沖データは7月9日、設置床面積で世界最小クラスのA4モノクロLEDプリンタ「B2200n」の受注を開始した。価格は4万1790円。7月中旬から出荷し、順次店頭にも並ぶ予定だ。

 B2200nは、2000年に発売したプリンタ「MICROLINE 8wシリーズ」の後継機種で、大きさは321×204×181ミリ(幅×奥行き×高さ)。設置床面積はほぼA4用紙と同等で、沖データによれば世界最小だという。重さは約4.8キログラムとなっている。

B2200n

 従来は毎分8枚だった印刷速度を毎分20枚に高速化。時間がかかる最初のプリントアウト(ファーストプリント)の速度も5秒以下に抑えた。解像度は最高1200×600dpi。100BASE-TX/10BASE-Tに対応したEthernetポートを搭載し、ネットワークプリントにも対応した。

 給紙要領は150枚。ISO/IEC19752標準データをA4片面、一度に3枚ずつ印刷した場合のランニングコストは、1枚あたり約3.8円だという。このほかRoHS指令など環境基準にも適合している。

 沖データによると、国内A4モノクロプリンタのシェアは2006年の実績で3.7%程度。B2200nの発売で4.4%のシェア獲得を目指す。また、国内だけでなく小型モノクロページプリンタの需要が大きいBRICs地域や世界のSMB市場向けに順次販売を開始していく予定だ。

 このほか、A4カラー複合機「C3530MFP」も発表。こちらは8月下旬から出荷する。価格は17万6400円。C3530MFPではスキャンデータをメールやFTP、USBメモリなどに直接送信できる「スキャンTo」機能を搭載した。セキュリティ機能も強化し、ユーザーやグループごとにIDを登録し、IDごとに利用できる機能の制限もできるようになっている。

C3530MFP

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