一般的な電源タップでは乱雑になりがちな電源ケーブルの分岐。今回紹介する製品なら、電源ケーブルを同一方向にスッキリと延長させることが可能だ。
たくさんの電化製品を利用するにつれ、コンセントは自然と乱雑になる。とくに、一般的な電源タップの場合、差した電源ケーブルはタップ本体から垂直方向に分岐する形になるため、結果的に四方八方に広がってしまう。電源ケーブルをさまざまな方向にはわせたい場合はこれでよいかもしれないが、すべての電源ケーブルを同じ方向にはわせる場合であれば、見た目も悪いうえに、余ったケーブルも目立ってしまう。
今回紹介するエレコムの「コードすっきりタップ」は、4個口がすべて同一面にまとめられている電源タップだ。一般的な電源タップでは横に長いため、電源ケーブルの向きがバラバラになりがちだが、コードすっきりタップは4個口がコンパクトにまとまっている。すべての電源ケーブルが一方向に延びる形になるため、配線がキレイに見えるうえ、余ったケーブルも目立たなくなる。
実際に使ってみると、これまで余って仕方がなかった電源ケーブルが引き延ばされる形になり、ケーブルが絡み合った“スパゲティ状態”が驚くほど解消される。オフィスユースであれば、離れたところにある壁のコンセントから延長コードで電源を引っ張ってきて、自分の席の足元でコードすっきりタップを使って、分岐させる――といった用途にもぴったりだ。
4つ並んだ口がそれぞれ隣接しているため、ACアダプタはもちろんのこと、成型が厚めのプラグが差し込めないのが難点だが、これはデメリットというよりも向き不向きの問題と言えるかもしれない。多数の電化製品を使っていて、コードの取り回しに頭を痛めていた人には、ぜひ試してほしい製品だ。
製品名 | 実売価格 | 発売元 |
---|---|---|
コードすっきりタップ | 1365円(1メートルタイプ) | エレコム |
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.