iPhoneの写真の可能性を追求する筆者。eyeMobileの広角レンズを試してみた。
iPhoneのカメラは日本の普通のケータイよりも性能が悪いと言われている。が、まだまだたくさんの可能性を感じさせるのも確かだ。というわけで、iPhone写真の可能性を日々追求している筆者が紹介する外付けレンズシリーズ第2弾をお送りしたい。今回紹介するレンズも、eyeMobileからたくさんお借りすることができたレンズシリーズである。
前回はズームレンズとマクロレンズを試してみたが、今回は広角レンズを試してみた。今回使ったのはこの2つ。ワイドコンバージョンレンズとスーパーワイドコンバージョンレンズだ。それぞれ「×0.7」「×0.5」と書いてある。つまり焦点距離が0.7倍になったり0.5倍になったりするというもの。
今回のレンズはズームレンズに比べるとやや小さく、ワイドコンバージョンレンズはズームレンズと直径は同じだけど高さがほぼ小さいレンズだ。スーパーワイドコンバージョンレンズの方は、そのワイドコンバージョンレンズよりもさらに一回り小さいレンズになる。
ちなみにこれは筆者の腕が悪いせいかもしれないが、レンズを装着して写真を撮ると端にレンズかアダプタが写ってしまっている。なるべくiPhoneとレンズが90度になるようにすることと、レンズ側から見てiPhoneのカメラレンズが外付けレンズの中央に来るようにはしているのだが、それでも完全になくすことはできなかった。コツを知っている方がいたらぜひ教えて欲しい。
というわけで早速試してみた。まずは普通のワイドコンバージョンレンズから。広角レンズをつけた写真とつけてない写真だ。
ちょっと画面の端がゆがむものの、結構な広角具合ではないだろうか。思った以上に横の部分まで撮れている。iPhoneを縦位置にした方が、横の広がりが分かりやすいかもしれない。
さらにスーパーワイドコンバージョンレンズの方は下の写真になる。ワイドコンバージョンレンズに比べると、画面端のゆがみが大きいというか、なんかピントが合っていない。これは筆者が写真を撮るのに失敗したからかもしれない。ワイドコンバージョンレンズよりもピントあわせがシビアかも。
広角レンズということで、景色を広く写すことにばっか気を取られていたが、広角レンズなのでピントの合う距離が広い。ということは、広く移すだけじゃなく、マクロレンズとしても使えるんじゃないだろうか?
というわけで撮ってみた。右下の写真、結構いい感じに近寄れてるんじゃないだろうか。
調子にのって、スーパーワイドコンバージョンレンズでも試してみたのが右の写真。ちょっと端が丸くなっちゃうが、とてもいい感じに撮れた。これはひょっとして前回の記事の時に欲しがっていた、7センチから10センチの距離にピントが合うレンズということか。
というわけでついでに前回と同じく文字の写真を撮ってみた。スーパーワイドコンバージョンレンズの方は結構いいんじゃないだろうか(左下の写真)。案外きちんと識別できる。というか、前回と同じ文字にこだわってペットボトルにしないで普通の書籍とかの方がしっかりと写ってよかったかもしれない。これなら色々な資料をさくっと撮って、Evernoteにアップロードして整理する用途にも使えそうだ。
ワイドコンバージョンレンズの方はちょっと難しいかもしれない。結構離れた距離じゃないとピントがあわなかった(右下の写真)。というわけで、文字撮影マクロにはスーパーワイドコンバージョンレンズを使うといいだろう。
というわけで、これらの広角レンズは景色だけではなく接写にも使えそう。筆者はどちらかというと、接写用途で多く使うことになりそうである。
次回は魚眼レンズについてあれこれ試してみたい。
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