3日目 ポメラの地味にいいところ♪ポメラで書くポメラ日記

今日は、ポメラの「これはいいな〜」と思うポイントを、いくつか挙げていこうと思います。液晶の見やすさは? 起動速度は? そして電池もちはというと……。

» 2008年10月24日 22時23分 公開
[吉岡綾乃,ITmedia]

 こんにちは、Business Media 誠編集部のヨシオカです。今日は社外で打ち合わせだったので、ポメラを持っていってまた議事録を取っていました。私以外の2人はノートにメモしているので、ペチペチという打鍵音が会議室に響いてちょっと恥ずかしかったです。もうちょっと静かに打つ技を身につけなければいけないなあ。

 1日目2日目に続き、今日は使っていて「これはいいな〜」と思う、比較的目立たないポイントについて書こうと思います。

液晶、けっこう見やすいですよ

 1つ目は、見やすくて目に優しい液晶について。ポメラはバックライトなしのモノクロ液晶を採用しています。私は学生時代に使っていたNECの98NOTEを思い出しましたが、電子辞書みたいな液晶といえば、通じやすいでしょうか。

 この液晶が意外と視認性が良くて感心。バックライトがないので暗いところで使うのはさすがに厳しいのですが、紙のノートでメモを取って、自分が書いた字が読める程度の明るさがあれば使えます。

 この「見やすさ」も、ある程度自分の好みに合わせてカスタマイズできます。文字のサイズを3種類から選べるのと、背景色を白と黒から選べるので、この2つを変えるとずいぶん気分が変わるんです。昨日まではデフォルトの「24×24ドットフォント+背景色 白」で使っていましたが、今日は「32×32ドットフォント+背景色 黒」にしてみました。そのままだと行間が詰まって見えるので、行間の設定も「行間 中」にしてみたり。

 デフォルトの設定でも十分読みやすいのでいいんですが、PCではエディタの背景色を黒にしているので、こうすると、普段の作業環境に雰囲気が似る……かな?

3段階から文字サイズを切り替えられる
デフォルトの「24×24ドットフォント+背景色 白」(左)と、今日の「32×32ドットフォント+背景色 黒」(右)

 ちなみにフォントは、ちょっと丸っこくて読みやすいフォントです。昔、シャープが開発していたLCフォント(参照記事)というフォントが好きだったんですが、ポメラを見ているとLCフォントを思い出すんですよね。

電源オンもオフも速いっ

 2つ目にうれしいこととして、電源オン&オフ(起動&終了)が抜群に速いことが挙げられます。

 私、よく電車の中でひざの上にノートPCを広げて仕事をしていることがあります。Windowsのサスペンド/レジュームにはそれなりに時間がかかるので、降りる駅の1つ手前を過ぎるとモゾモゾとPCを片づける用意を始めていなくてはならないのですが、ポメラだとその心配がいっさいありません。キーボードを折り畳めばすぐに電源オフするし、電源ボタンを入れればすぐに起動するので、その点まったくストレスがありません。スバラシイ!

 さらに付け加えると、ファイルの保存をしていない状態で電源をオフにして、再度電源を入れても、ちゃんと編集中(直前)の状態で復帰します。キーボードを開いて電源ボタンを押せば即座に直前の状態から作業を再開できるわけで、これは地味ながら非常にうれしい機能です。

 さて、ここまで読んで「ポメラ、電車の中で使えるの?」と思った方もいらっしゃるのでは。ポメラは本体が軽い上に、ひざの上に置くとどうしてもキーボードが少し浮いたようになってしまうので、キーをたたくたびにピョコピョコと動くのですが、まあ打てなくはないです。

電池がもつ!

 3つ目のうれしいポイントは、電池のもちが非常にいいこと。ポメラ単四形乾電池2本で動くのですが、使い始めて4日目になる今日も、画面右下のバッテリーマークは1目盛りたりとも減っていません。ちゃんと計っているわけではないですが、私だけでも1日1時間以上は使っているし(少なめに見積もってます)、ほかの人もけっこう試用しているのに、えらいなぁ。

 ポメラのバッテリー駆動時間は、公称で約20時間。現在私は、お気に入りの布袋に入れてカバンの中に放り込み、すき間時間ができたときにポメラを取り出してちょこちょこテキスト入力、というスタイルで使っています。この使い方で電池切れになるまでに、あと何日かかるのだろう……?

 明日かあさっては、エディタとしての機能について書こうと思います(週末も更新しちゃいますよ!)

4日目 エディタとしてはどうなの?

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