キヤノン、両面ADF搭載のA4モノクロレーザー複合機など5機種仕事耕具

キヤノンは、A4モノクロレーザープリンタ5機種を発売する。上位機種の「MF4380dn」は、両面対応のADF(自動紙送り装置)とネットワーク機能を標準搭載した。

» 2009年01月16日 19時43分 公開
[杉本吏,ITmedia]

 キヤノンは1月22日、SOHOや中小企業向けのプリンタ複合機「Satera(サテラ)」シリーズとして、「MF4380dn」などA4モノクロレーザー複合機5機種を発売する。いずれもオープン価格だが、実勢価格は3万円前後〜6万円前後の見込み。対応OSはWindows Vista/XP/2000、Mac OS 10.3.9〜10.5.5など。

両面対応のADF(自動紙送り装置)とネットワーク機能を標準搭載した「MF4380dn」

 「MF4380dn」「MF4370dn」「MF4350d」はコピー/プリント/カラースキャン/ファクスの4機能を、「MF4330d」「D450」はコピー/プリント/カラースキャンの3機能を搭載したモノクロレーザー複合機。いずれも本体横幅は390ミリとコンパクトで、「SOHOや小規模オフィスでの利用のほか、一般オフィスのサブマシンにも適している」という。

 いずれの機種もA4対応で、印刷速度は毎分22枚(A4タテ印刷時)。ADF(自動紙送り装置)を搭載し、「MF4380dn」「D450」は両面原稿もADFで読み取れる。「MF4380dn」「MF4370dn」は、ネットワーク機能も標準搭載した。

 また、印刷時のみトナー定着部の温度を瞬時に上げる「オンデマンド定着方式」を採用。待機時の消費電力を約3ワットに抑えた。エネルギー効率が高いオフィス用機器を定めた「国際エネルギースタープログラム」に準拠しており、グリーン購入法の判断基準にも適合している。

 キヤノンは、「オールインワンタイプの複合機として、高い経済性と省スペース化を実現した。A4モノクロレーザー複合機としての生産性をさらに高めたモデル」としている。

製品名 機能 印刷速度
(A4タテ印刷時)
ADF ネットワーク対応 サイズ
(幅×奥行き×高さ)
重さ 発売日 実勢価格
MF4380dn コピー/プリント/カラースキャン/ファクス 毎分22枚 両面 390×465×363ミリ 約15キロ 1月22日 6万円前後
MF4370dn 片面 390×442×455ミリ 約13キロ 5万円前後
MF4350d オプション 390×450×455ミリ 約13キロ 4万円前後
MF4330d コピー/プリント/カラースキャン 約12キロ 3万円前後
D450 両面 390×465×363ミリ 約15キロ 4万5千円前後

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