ファイル整理のメリットを実感するのだシゴトハッカーズ(2/3 ページ)

» 2009年01月29日 13時31分 公開
[大橋悦夫、佐々木正悟,ITmedia]

Macの場合というか、実は私は最近、仕事で使うほとんどのファイルを、Evernote上で管理しています。Mac版です。


ファイルを添付できるということは、有料版ユーザーですね!


そうですね。私はPCを2台使っているので、同期する料金も込みと考えれば、月間5ドル弱は高くはないかと。Evernoteで管理している1データを1メールとすれば、後から編集できる、メールの添付ファイルのようなものと思っていただければいいわけです。

 ファイルをアタッチして、データにメモが書けたり、チェックボックスを付けられたりするので、そうすれば読み出しで悩むということはなくなります。大半がテキストでかまわない内容なら、そもそも、ファイルにする必要もないので、扱うファイル自体が減っているということもあります。

フォルダの代わりに、Evernoteを使ってしまうわけですね! すごい。


Evernoteのタグは階層化できるので、ほとんどフォルダと同じように利用できます。しかもタグなので、どこかのフォルダに入ってしまったからといって、ほかのフォルダで扱えない、などということもないわけです。


なるほど。何か操作を速くするような工夫ってありますか? 例えばショートカットとか。


タグを階層化までできるとなると、1つのカテゴリにあまりに大量にデータを置く必要がありません。ショートカットを駆使すれば便利だとは思いますが、現状はそこまでスピーディーに検索する必要性は感じていません。それから最近、全文検索がかなり機能するようになってきましたから、検索してもだいたい見つかります。

つまりGoogleデスクトップもいらないと。1点だけ気になったのですが、Evernoteに全部ファイルを入れちゃうと、いざ違うツールに移行したいとか、Evernote以外にバックアップを取っておきたい(外付けHDDとかDVDとか)というときに困りませんか?

Evernote自体のデータはエクスポートできますが、Evernoteのサービスが終了すれば、確かに私は困るでしょうね。ただEvernoteはローカルでも利用できるサービスなので、そういう事態になっても、すぐどうにもできなくなるわけではありません。そのときになったら対応することになると思います。

そのお話を聞いて、Palmを使うのを止めた後も、しばらく住所録として、Palm Desktopを使っていたのを思い出しました。どうもありがとうございました!

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