Windows 7で変わるペイントとワードパッド

Windows 7ではペイントとワードパッドにリボンインタフェースを採用したほか、デスクトップに付せん紙をはり付けるソフトも付属する。

» 2009年01月29日 15時55分 公開
[ITmedia]

 Windows 7では、おなじみの付属ソフト「ペイント」「ワードパッド」も大きく変更される――Microsoftが1月28日、公式ブログで同OS付属ソフトについて説明した。

 Windows 7ではペイントとワードパッドに、Office 2007で導入されたリボンインタフェースを採用する。メニュー部分が大きく変わり、「新規作成」などのコマンドを利用できるアプリケーションメニューと、ほとんどの編集コマンドにアクセスできる「ホーム」タブ、表示モードの選択や拡大・縮小などができる「表示」タブの3つに分けられる。タブの上には、「上書き保存」や「やり直し」などのボタンが並ぶクイックアクセスバーが置かれる。

ペイントとワードパッドのメニュー

 また両ソフトとも印刷プレビューモードが加わったほか、リボンギャラリーで「ライブプレビュー」を利用できる。ライブプレビューは、ギャラリーに表示されたフォントや色の候補にマウスカーソルを合わせると、そのフォントや色を適用したときに文書や画像がどんな見た目になるかを画面で確認できるというもの。

 Windows 7のマルチタッチ入力にも対応し(マルチタッチを利用するには対応ハードが必要)、ワードパッドではマルチタッチで文書のズームなどができる。ペイントでは複数の指で絵を描くことが可能で、同ソフトは筆圧や画面に触れた面積を感知して線を描くという。

 Microsoftは、リボンインタフェースをWindows ExplorerとInternet Explorer(IE)に採用するのかとの問い合わせが多かったが、Windows 7ではその予定はないとしている。

 Windows 7には付属ソフトとして、デスクトップに付せん紙をはり付けてメモを書ける「Sticky Notes」も付いている。メモはキーボードから入力することも、手書きで入力することも可能。すべての付せんを素早く外したり戻したり、重ねたりでき、スタートメニューのインライン検索から付せんの内容を検索することもできる。

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