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» 2011年12月26日 12時24分 UPDATE

iPadで手書きの可能性:iPad、これなら使える! 手書きアプリに専用ペンまで作ったMetaMoJiが目指すもの (1/2)

iPadの登場は、PC黎明期を経験した人々に大きなインパクトをもたらした。その1人、PC向け日本語入力システムの標準を生み出したMetaMoJiの浮川和宣社長(ジャストシステム創業者)は、タブレットでもあえて手書きができる点を追求し、新しいコンピュータ利用の在り方を探っている。

[上口翔子,Business Media 誠]
shk_meta00.jpg 外付けキーボードなどを使わずにタブレットだけで文字入力を完結する

 紙に手書きするようにタブレットでもスラスラと文字入力ができたら――タブレットユーザーであれば一度は思うかもしれないこの望みを現実化したアプリがある。それが、MetaMoJiが2011年2月に発売した「7notes for iPad」(以下、7notes)だ。同社はジャストシステムでPC向け日本語入力システムを開発した浮川和宣社長率いる企業で、7notesにも搭載している手書き日本語入力システム「mazec」などを開発、提供している。

 6月にはiPhone向けの7notesを、10月にはiOS端末に最適化したスタイラスペン「Su-Pen(スーペン) P101M-AS」(以下、Su-Pen)を発売。7notesユーザーのみならず、スタイラスペンを求めるユーザーから書き心地、耐久性において高評価を得ている。ソフトウェア開発企業でありながら、タブレットでの心地よい手書きを求めてペンまで開発してしまったという辺りにも同社の手書きへの追求レベルが相当なものであることを感じる。

 →iPadが「これなら使える」――「7notes」に自信、MetaMoJi浮川社長(誠 Biz.ID)

 →アプリ屋のモノづくり:ペンもアプリも“気持ちよさ”を実現する道具(@IT MONOist)

 iPadを始めとするタブレットは、一般消費者の利用に加えてビジネスシーンでの活用も期待されている。その際にネックとなるのが、やはり文字入力(快適な手書きができない)の部分だ。7notesであれば、アプリを起動して手書き入力して保存、場合によってはEvernoteなどの外部Webサービスに転送――といった一連の動作がタブレットまたはスマートフォンで全てできる。

shk_meta13.jpg 記事の下書きで7notesを使ってみた

 手書きした文字やテキストは、テキスト(TXT)や画像(JPG)、ドキュメント(7notes、PDF)の各形式に保存が可能。入力方式は、手書きと手書きをテキスト化したものを交ぜ書きできる「mazec交ぜ書き変換入力」、手書き文字をそのまま入力できる「書き流し入力」、キーボード入力を使ってテキストを入力する「キーボード入力」の3つを用途に応じて使い分けられる。

  ノートは1〜3カラムから選択。テキスト文字と手書き文字を混在して書くこともできる

 書き流し入力は1文字ずつの拡大縮小が可能で、色を付けたり、飾り文字ができる。取りあえず書き流しで手書きしておいて後からテキストに変換したり、あえて手書きのまま残したりと、用途に合わせて文字を保存しておける点が便利だ。

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