前編に続いて、2012年6月に移転したEvernoteの新オフィスビルの様子を紹介する。Evernoteをはじめとする各種サービスが生まれる背景には、そのような職場環境があるのだろうか。
前編に続いて、2012年6月に移転したEvernote本社ビル内の様子を紹介する。1階で社員食堂などを見たあとは、4〜5階の執務室に行ってみた。
4〜5階では、約190人の社員が働いている。レイアウトは中央に吹き抜け階段があり、それを囲むようにデスクや会議室、休憩スペース、ドリンクコーナーなどがある構図だ。
デスクと会議室の間には、ドリンクコーナーや複数人が集まれるテーブルなどが置いてある。ちなみに社内を歩いていると、ところどころで日本の伊藤園が出している「お〜いお茶(Oi Ocha)」を目にする(参考記事:「Evernote Peek」人気を支えた、日本の寿司とお茶の話)。Evernote社員にお〜いお茶が好きな人が多く、リービンCEOは伊藤園とパートナーシップを組んで、とにかく大量に納品しているようだ。
以前テレビ取材を受けた際に、あまりにお〜いお茶の露出が多く宣伝と間違われたことも。ただ「本当にみんなお〜いお茶が好きでよく飲んでいるんですよ」(Evernote社員談)とのこと。
壁は全面ホワイトボード。「アイデアペイント」と呼ぶアイデアやイラストを自由に描けるものとなっている。同社のデザイナーが描いているのか、どれもクオリティが高い。
食べたものを写真とテキストで保存できる「Evernote Food」担当者のデスク周辺には、日本のかっぱ橋道具街で買ったというフードサンプルが置いてあった。
階段には、階段には、前編でも紹介したドラがあった。通販サイトで購入したという。これをフィル・リービンCEOが鳴らすと、週1回の全社ミーティングが始まるわけだ。
無料のドリンクコーナーも充実している。
4階の窓際には、ウォーキングマシンのようなものが。これはPC操作をしながらウォーキングができる機器で、社員の運動不足解消のために導入したという。しばらくしてまた寄ってみると、実際に社員の1人が利用していた。
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