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» 2013年08月12日 08時55分 UPDATE

ボクの不安が「働く力」に変わるとき:何のために仕事をしていますか? 夢を描けるようになる3つのステップ (1/3)

昔は夢を持っていたのに、今は「お金のため、生活のために我慢して働かなければならない」。そんな人は、ある3つのステップを踏むことで再び夢を描けるかもしれません。

[竹内義晴,Business Media 誠]

竹内義晴(たけうち ・よしはる)

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 1971年生まれ。経営者、教師、コンサルタント、コーチ、カウンセラーなど、リーダー層を支えるビジネスコーチ。人材育成コンサルタント。

 自身がプレッシャーの多い職場で精神的に追い込まれる中、リーダーを任される。人や組織を育てるには、マネジメントの手法だけでは太刀打ちできないことを痛感。優れたリーダーたちが使う卓越したコミュニケーションスキルを学び、実践。チームの変革に成功する。実践の経験から、難しいコミュニケーションスキルを誰もが現場ですぐに使えるようにした独自の手法「トライアングルコミュニケーションモデル」を考案。実践的なコミュニケーション方法を伝えるコミュニケーショントレーナー。

 米国NLP協会認定NLPトレーナー、NPO法人しごとのみらい理事長。著書に『「職場がツライ」を変える会話のチカラ』(こう書房)、『イラッとしたときのあたまとこころの整理術―仕事に負けない自分の作り方』(ベストブック)がある。

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 私の知人に、8月25日に新潟市で開催される「新潟ドリームプランプレゼンテーション(ドリプラ)」というイベントに携わっている人がいます。ドリプラとは、「ビジネスプランのプレゼン大会」だそうで、大人が熱く夢を語る姿や本気で夢を応援する姿を見た子供たちが、大人にあこがれて「早く大人になりたい」と思える社会を創ること、そして夢の実現に向けてお互いが応援できる文化を創ることが目的なのだそうです。

 10分間のプレゼンテーション動画を観させてもらったのですが、「この事業をやってみたい」と思った過去の背景や挫折・苦悩、そして事業の具体的な内容、それが社会に広がったらどのように変わっていくのかなどのプレゼンを聞いて「あ〜、確かにこんな社会になったらステキだな」と単純に感動し、大きな共感を得ることができました。夢を語れるってすばらしいですね。

 私自身、まずは大人がカッコよく、楽しそうに働くことが、子供たちが夢や希望を抱き「早くお父さんやお母さんのように働きたい」と思う唯一無二の方法だと思っています。現状の仕事には「お金のため、生活のために我慢して働かなければならない」というイメージがあるので、このプレゼン大会の主旨に大いに賛同しているところです。

 一方、自分の夢を堂々と語れるのは、実はかなり幸せなことなのかもしれません。多くの人は明確な夢を描けていないし、描いていたとしても、かなりボンヤリとしています。夢を描けないから私たちは先行きが見えなくなり、不安を抱き始めるのです。子供のころは自由に描けた夢も、大人になると夢よりも現実を見ろといわれるので「夢を持つとは一体どんな感覚なのか」すら、忘れてしまっているのかもしれません。

 例えば、私のサラリーマン時代がまさにそうでした。日常と言えば「会社に行って、仕事をこなして、帰る」の繰り返し。仕事の楽しみはそれほどありませんから、夜、仲間と酒を飲んだり、週末に遊んだりすることが唯一の楽しみ。成功者のテレビ番組を観て「いいなあ。オレもあんな豪邸に住んでみたいなあ」「金持ちになりたいなあ」「格好いい車に乗りたいなあ」と思うものの、テレビが終わると現実に戻ってしまいます。

 当時の私に「もし、やりたいことを何でもやっていいとしたら、お前は何をする?」と聞くことができたとしても、「う〜ん、分かんない」というのが関の山だと思います。

夢を描けるようになる3つのステップ

 とはいえ、全く夢がない当時の私ですらそうだったように、今がどうあれ、多くの人が夢を描きたいと思っているのではないでしょうか。「もし、夢を持つことができたら、毎日が楽しくなるだろうな」「夢に向かって小さい行動を始めることができたら、きっとモチベーションが上がるだろうな……夢にはそんなイメージがあります。

 では夢を描けるようになるためには、何から始めればいいのでしょうか?

 私の意見では、夢を描けるようになるためにはいくつかのステップがあるのではないかと考えています。大別すると……

  1. 今の自分を満たす
  2. 他の人の夢に乗っかってみる
  3. 自分の夢を描いてみる
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