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» 2014年06月05日 11時00分 UPDATE

「で、結局何が言いたいの?」と言われない話し方:「帰りの電車で上司と一緒になったとき」の話し方 (1/2)

仕事や飲み会の帰りなど、偶然にも上司と同じ方向の電車に乗ることがあります。この場合は「楽しむのが目的の会議」です。今回は電車内の会話で押さえておくべきことを紹介します。

[金子敦子,Business Media 誠]

集中連載「「で、結局何が言いたいの?」と言われない話し方」について

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本連載は、金子敦子著、書籍『「で、結局何が言いたいの?」と言われない話し方』(日本実業出版社)から一部抜粋、編集しています。

 「そんなつもりじゃないのに……」
 「なんで、分かってくれないの!」
 「聞いてないよ、って言われても」

一生懸命話しているのに思った通りに伝わらない、話しているうちに伝えるべきことが分からなくなる……。こう感じたことがある人は少なくないのではないでしょうか。

本書では、「打ち合わせ」や「会議」「プレゼン」など、さまざまな場面におけるコミュニケーションのポイントを紹介。仕事で必要な「本当に使えるコミュニケーション能力」を身につけるコツをやさしくまとめました。

 ・伝わらないほうがあたりまえ
 ・表現だけでなく、中身も大事
 ・打ち合わせのゴールは、「誰が」「いつまでに」「何をするのか」
 ・プレゼンのゴールは、聞き手の成果につながること
 ・飲み会は「楽しむのが目的の会議」

「誤解なく、確実に自分の言いたいことを伝える力」が身につく1冊です。


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 仕事の帰り、飲み会の帰りなど、たまたま上司や先輩と出会ったり、同じ方向の電車に乗るようなことがあります。

 この場合も、基本は飲み会と同様で「楽しむのが目的の会議」です。ただし、もし何駅か一緒になる場合は、エレベーターでの会話よりも時間があるので、もう少し長い話ができるでしょう。

 電車内の会話で押さえておくべき事項をいくつか挙げましたので、参考にしてください。

ニッコリと挨拶する

 まず、外でたまたま上司の姿を見かけたら、よほど気まずい場面でないかぎり、ニッコリ笑って「おはようございます」「こんにちは」「こんばんは」などとあいさつをしましょう。これは、誰にでもできるようで、意外とできない人が少なくありません。

 実は、私は自分が新人のときはまったく気付きませんでしたが、一緒に仕事をした先輩や上司から「ニッコリとして挨拶してもらえるのがうれしかったんだよね」と言われたことが何回かあります。そのときは、正直なところ「そんなことが?」などと思ったものです。

 しかし、自分が歳を重ねてみると、そんなささやかなことでも意外と喜んでくれていたのかもしれないなと思えます。現在、私は大学で教員をしていますが、知り合いの学生とエレベーターで一緒になって知らんぷりをされると、やっぱりさびしく感じます。

 笑顔や挨拶はちょっとしたことですが、若い人が自分で思う以上に大切なことです。電車の中でも、ニッコリと笑顔があるだけで、相手は気分がよくなるかもしれません。

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