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» 2014年10月10日 07時00分 UPDATE

頼られる人になる「経理アタマ」の鍛えかた:「経理はつぶしがきく」って本当ですか? (1/2)

これから経理に携わるなら、ココを知っておいてほしい――。退職しても引き留めにあわないような典型的“ダメ経理”から、“デキる経理”へと変身した経理マンが、これからの経理に必要とされる“知恵と知識”を伝授します。

[企業実務]

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企業実務」は、経理・総務・人事部門の抱える課題を解決する月刊誌。仕事をすすめるうえで必要な実務情報や具体的な処理の仕方を正確に、わかりやすく、タイムリーにお届けします。1962年の創刊以来、理論より実践を重んじ、“すぐに役立つ専門誌”として事務部門の業務を全面的にバックアップ。定期購読はこちら

 本記事は企業実務のコンテンツ「頼られる人になる「経理アタマ」の鍛えかた」から一部抜粋・編集して掲載しています。


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 「経理はつぶしがきく」――。経理の仕事に就いて15年以上経ちますが、この言葉をいろいろなところで耳にします。

 あるとき、私の事務所の求人に応募してきた人からもこの言葉を聞きました。子供が小学校に入って落ち着いたので、仕事を再開することにしたというその人は、「経理はつぶしがきく」という言葉を誰かから聞いて簿記の資格を取り、「経理未経験でもOK」の職場を探して片っ端から応募をしたそうです。

 さて、経理はつぶしがきくと言われて、みなさんはどう思われるでしょうか? 結論をお伝えする前に、まずは、経理という仕事の現状について検証してみたいと思います。

15年で減ったもの、消えたもの

 私は15年以上、ほぼ経理一筋でやってきました。ちょっとだけ変わっているとしたら、税理士事務所で経理の仕事をしているので、企業の経理とは異なる部分がないわけではありません。

 私が勤めているのは税務コンサルティングを行なう大手税理士法人ではなく、どこにでもある税理士事務所です。会計帳簿の作成がメインの業務で、それに付随して、申告書の作成や税務相談を行なう感じです。

 税理士事務所での経理の仕事は、あるクライアントの経理部門を丸ごと引き受ける場合もあれば、経理担当者は会社の中にいて、帳簿作成や決算までは担当者が行ない、申告書のみを作成するという場合もあります。クライアントの足りない部分を税理士事務所が補うというような感じで、必要に応じてサービスを提供しています。

 税理士事務所での経理の特徴は、とにかくいろいろな業種の経理を行うということ。そんな経験から、経理という仕事の現状について感じるのは、「経理の仕事も変化が激しい」ということです。「一度スキルを身につければ一生モノ」にみえますが、その実態は異なります。

 私が経理の仕事を始めた頃にはあって、いまではもう過去のものとなっているものがいくつもあります。

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