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» 2016年01月29日 08時00分 UPDATE

来週話題になるハナシ:バブル到来? 過去最高の売り上げを記録した高級品とは (1/4)

景気回復の追い風もあり、近年世界的にシャンパンの売り上げが好調だ。2015年は3億1200万本が出荷され、ついにシャンパンの売り上げが過去最高を記録したという。

[藤井薫,ITmedia]

来週話題になるハナシ:

 24時間365日、いまも世界のどこかでユニークで刺激的な話題や新しいトレンドが次々と生まれている。だが、大半は情報としてこぼれてしまっている。そんなメインストリームでない情報こそ、ビジネスで使えるネタが詰まっているのではないだろうか。

 そこで、情報感度の高いビジネスパーソンならば、ぜひとも押さえておきたいトレンドや話題をちょっと先取りして紹介したい。プライベートにビジネスに、ちょっとしたインスピレーションのネタとして、役立つハナシを探るコラム。


世界的にシャンパンの売り上げが好調

 欧米で祝い事に欠かせないものといえば、シャンパン。結婚式や新年の鐘の音とともに飲むシャンパンは、大切な瞬間を華やかに演出する。

 欧米でシャンパンが一番売れる時期といえば、やはりクリスマスから元旦までの間だ。シャンパンの年間売り上げの約25%が、この時期に売れるといわれている。

 実は、景気回復の追い風もあり、近年世界的にシャンパンの売り上げが好調だ。2015年は3億1200万本が出荷され、ついにシャンパンの売り上げが過去最高を記録したという。まもなく発表される、2015年の売り上げは47億ユーロ(6016億円)を見込んでおり、リーマンショック前に最高を記録した2007年の46億ユーロ(5888億円)を上回りそうだ。

 なんとも、景気のいい話だ。だが興味深いのは、特に高級なクラスのシャンパンが売れていること。プロモーションなど企業努力の効果もあって、ヴィンテージ(同一収穫年のブドウで造られるシャンパン)やキュヴェ・プレスティージュ(厳選されたブドウで造られる最高級のシャンパン)の売り上げが伸びている。さらに、日本や米国でロゼの人気が高まっていることが要因だという。

 ここでシャンパンについて少しおさらいするが、シャンパンとはスパークリングワインのこと。フランスのパリから東北に位置するシャンパーニュ地方の限定された特定地域で、特定のブドウ品種と伝統的な製法によって造られたものをさす。ちなみに、フランスのワイン法により、他の産地で造られたスパークリングワインは「ヴァン・ムスー(泡を含むワイン)」と呼ばれる。

 他国ではどうかというと、スパークリングワインはイタリアで「スプマンテ」、スペインでは「カヴァ」、ドイツでは「ゼクト」という別の名称で親しまれている。

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