先日、新聞を読んでいたら、大手居酒屋チェーン「ワタミ」の労働組合「ワタミメンバーズアライアンス」が結成されたという記事が掲載されていました。この組合は「ユニオンショップ制」で、グループの正社員の約2000人と、パートやアルバイトの約1万5000人の大半が加入したようです。
ユニオンショップ制とは、労働組合への加入を採用の条件とする、また、労働組合を脱退や除名された人は解雇されるという制度です。要するに、ユニオンショップ制の会社に入社したら、その会社を退職するまで、あるいは組合員にならない一定の管理職に就くまで、労働組合に加入しなければならないということです。
また、毎月の給与から社会保険料などの他に、組合費が控除される場合が多く、これを納得できない人もいるようですが、労働組合から脱退したら会社も辞めなければなりません。
そこで発想を変えて、労働組合の制度を控除された組合費分だけでも利用して、払い損にならないようにしてみてはどうでしょうか。食べ放題のお店に行くと「最低でも料金分くらいは食べて元をとろう」と意気込むのと全く同じです。
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