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» 2016年11月10日 07時43分 UPDATE

ライザップに挑戦してみた:「ライザップ=痩せる」だけではない。新たな取り組みは? (1/4)

「ライザップでトレーニングを積めば、2〜3か月で痩せることができる」といったイメージをもっている人が多いだろうが、実は新たなことに取り組んでいる。それは「健康」。どのような取り組みかというと……。

[上阪徹,ITmedia]

 ライザップのCMがまた脚光を浴びている。お笑いタレント「ココリコ」の遠藤章造さんがチャレンジしたビフォー・アフターの映像が衝撃的なのだ。ぷよぷよだったお腹は引き締まり、顔もすっきりした。顔つきや肌つや、姿勢まで変わったように見える。

 私自身、書籍『ライザップはなぜ、結果にコミットできるのか』(あさ出版刊)を書くために2カ月間、ライザップに通ったが、実は驚いたのは、体重7.3キログラム減、ウエスト11.8センチメートル減、体脂肪7.3%減、という数字だけではなかった。

 身体に明らかに変化が起きたのだ。食事が変わったからか、体調が良くなり、肌に艶が出た。筋力トレーニングの影響か、身体の姿勢が明らかに変わり、歩くのが苦にならなくなった。

 身体に本当に必要な栄養を理解でき、食事に意識的になれるようになった。何も考えずにただ空腹を満たしていた、かつての食生活に戻ることはもうないと思った。まさに身体革命、意識革命が起きた2カ月だったのである。

 だが、最も大きな衝撃は、ライザップを終えてから2カ月を過ぎてから行った、健康診断での血液検査の結果だった。総コレステロールが約30%減、中性脂肪は約40%減、尿酸値は10%減。2カ月、アルコールを抜いた影響か、γ-GDPは3分の1になっていた。もちろん、このすべてがライザップに通ったことによるものなのか、証明はできないが、何もしていなければ、まずここまでの変化はなかっただろう。

 ダイエット領域で大きな成果を挙げて注目を浴びているライザップだが、今、大きく力を入れようとしていることがある。「健康」への取り組みだ。

 この取り組みのベースになるのが、事業スタート以来、蓄積してきた健康データである。痩(や)せる前のビフォーと、痩せた後のアフターのデータだ。ライザップには現在、累計で5万人を超える会員がいる。会員の匿名性をしっかり担保した上で、ライザップはこのデータの分析を押し進めてきた。

 その中ではっきりしてきたのは、「ライザップのメソッドは確実に痩せる効果がある」ということだった。そしてもうひとつ、肥満が健康にもたらす弊害は医学的にいくつものエビデンスがあり、痩せて健康になる人は明らかに増えているということだ。

 体重、体脂肪率、BMIといった数値も重要だが、大事なことは身体の中がどうなっているか。そこで、ゲストに協力してもらい、医療機関と提携をしながら、さらにデータ分析を押し進める取り組みが始まっている。例えば、血液検査の数値データの比較を分析し、ライザップによって見事に改善しているデータが出たという。

 ライザップでダイエットしたゲスト19名にメディカルチェックを行ったところ、平均して12週間で血糖値が13.6%減、8週間で内臓脂肪が34.5%減、皮下脂肪が30.5%という結果が出た。高血糖の改善予防、メタボ改善の効果があったということだ。

 また、血液についても、収縮期の血圧でマイナス17.5、拡張期でマイナス10.5と血圧降下が確認されたという。

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