将来社長: つまり、給料を上げてもそれに応じて税金も社会保険料もアップしてしまうのだよ。
目先社長: では、給料を上げるよりもいい方法があるということだね。
将来社長: 簡単なことだよ。20万円アップしようとした費用を保険に回すだけだよ。
目先社長: 保険に? どういうことなの?
将来社長: 例えば、損金計上のできる積立型の保険に加入して、退職時に解約する。そのときに、積立てた解約返戻金を退職金でもらうという方法だよ。
目先社長: なるほど。それならリタイヤしたときにもらえるから、世界旅行の資金に回せるね。
将来社長: 退職金には退職所得控除があるし、社会保険料の負担もないからね。退職金でまとめてもらえば、結局、手取りはアップするというわけ。
目先社長: 社会保険料が会社の分も含めて軽減し、所得税や住民税も軽くなるし、退職金も準備できるということだね。おまけに保障もつく。いいことを教えてくれたよ。早速、僕も手を打つことにしよう。
損金計上可能な積立型保険に加入し、退職時に解約返戻金を退職金として受け取る。
社長、いかがでしょうか? とくに今の生活に支障がなければ安易に給料を上げるのではなく、退職金で受け取る方法も検討の余地はあるかと思います。
ご参考の1つにして頂ければ幸いです。今後も貴社のますますのご発展を楽しみにしております。敬具(松山靖明)
松山靖明
現役の生命保険営業マン。地域のボランティア講師としても保険・年金・相続分野について情報を発信。生命保険の相談を受ける際によく問題になるのは、「友人知人が勧めてくれた」という理由のみで安易に契約してしまっているケース。予算のみではなく、家族構成・社会保障も視野に入れた真のオーダーメイド保険を推進中。
保有資格:FP技能士1級、CFP(サーティファイド ファイナンシャル プランナー)、TLC(トータル・ライフ・コンサルタント 生保協会認定FP)、宅地建物取引主任者、DCプランナー2級、第2種情報処理技術者、小学校教諭、養護学校教諭、ビジネス法務エキスパート、ファシリティマネージャー、第一種衛生管理者、社会保険労務士、生命保険支払専門士
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