このほか、(1)質問された場合にあえて答えを全て言わず、本人に考えさせる、(2)特定の上司・育成担当者だけでなく、複数のメンバーを巻き込んで動機付けを行う――などの方法を挙げ、「若者が個性を生かし合い、学び合いながら価値を発揮できる体制をつくり上げてほしい」と語った。
ただ桑原氏は、「企業のさらなる発展に向けては、時には新人が意識を変えることも必要だ」とも述べた。
「食わず嫌いでは成長が難しい。上司から指示された際、思い切ってやってみてから結論を出すことも大事だ。学生時代に経験していない叱責や理不尽な指示は耳が痛いかもしれないが、大人たちの考えに耳を傾けてみてほしい。経験豊富な先輩が話す言葉には、必ず意味がある」(桑原氏)
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