6月13日の東京株式市場で、任天堂(東証1部)が急落し、一時3万8360円まで下げて年初来安値を更新した。前営業日3000円安(−7.19%)の3万8710円で前引けを迎えた。
12日に米ロサンゼルスで開催された世界最大級のゲームイベント「E3 2018」での発表内容がサプライズに欠け、人気ゲームシリーズへの言及も乏しかったことなどを受け、先行き不透明感が広がったようだ。
年内に発売されるとされていた人気シリーズ「大乱闘スマッシュブラザーズ」の家庭用ゲーム機「Nintendo Switch」向けソフトの発売日が明かされたが、12月7日とやや時期が遅かったことなども影響したとみられる。
同社は19年3月期の「Nintendo Switch」販売目標を前期実績から3割増となる2000万台としている。
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