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» 2018年11月09日 18時34分 公開

採用担当者のふりをして……:6000台以上のパソコンを「仮想通貨マイニングマルウェア」に感染させた疑い 韓国人5人逮捕

11月8日、韓国人の男5人が逮捕された。6000台以上のパソコンを仮想通貨マイニングのマルウェア(不正などのために作成されたソフトウェアやコードの総称)に感染させた疑いだ。

[中澤彩奈,ITmedia]

 6000台以上のパソコンを仮想通貨マイニングのマルウェア(不正などのために作成されたソフトウェアやコードの総称)に感染させたとして、韓国人の男5人が11月8日に逮捕された。

photo 採用担当者のふりをしてマルウェアを仕込んだ3万2435通のメールを送信(写真提供:ゲッティイメージズ)

 現地当局などによると、2017年10〜12月にかけて、24歳のキム・アムゲ氏率いる5人のハッカーは韓国にいるデスクトップパソコンユーザーをターゲットに3万2435通のメールを送り付けたという。ハッカーは地元の大企業に応募しようとする求職者のメールアドレスを入手。採用エージェントや企業の採用担当者を装ってメールを送っていたようだ。

 多くの被害者は応募企業からメールが届いたと騙され、マルウェアが仕込まれた添付ファイルを開いてしまったという。ファイル開封後、マルウェアは即座にパソコンのバックグラウンドにインストールされていた。

 だが、ほとんどのマルウェアはウイルス対策ソフトなどによって3〜7日以内に削除されていた。また、サイバーセキュリティ企業などが迅速に対応したこともあり、ハッカーは今回仕掛けたマルウェアによって1000ドルほどの利益しか計上できなかったとみられる。

 調査関係者は「パソコンのパフォーマンスが突然低下したら、マイニングマルウェアに感染したことを疑った方がいい」と警告している。

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