投資不動産を取り扱うグローバル・リンク・マネジメント(東京都渋谷区)が20〜30代の未婚男女を対象に将来設計について意識調査を実施したところ、37.0%は結婚意向がないことが分かった。
結婚意向がない理由は「独身が楽だから」(52.3%)が最も多く、その他には「結婚自体に必要性を感じていない」(35.1%)、「自分の時間を大切にしたいから」(32.9%)、「子どもを欲しいと思わないから」(27.9%)、「相手との家族関係について大変だと感じるから」(24.8%)など、あえて結婚を選ばない人が多いようだった。
また、80.2%と多くの人が「将来に対する不安」を感じていることも分かった。その理由は「預貯金」(71.9%)と経済的な不安が最も多く、次いで「自身の健康」(54.9%)、「仕事の有無」(53.8%)だった。
その一方で、63.7%の人は将来に対する対策や準備を「行っていない」と回答。特に結婚意向のない人では73.9%と対策を講じていない人の割合が高く、結婚意向のある人と比べると16ポイント以上も上回ったという。
将来のために既に何らかの対策をしている人にどのような取り組みを行っているか聞いたところ、「定期預金」(57.3%)、「積立保険」(31.2%)、「投資信託」(30.3%)などが挙がった。
調査は10月25〜27日にかけて、東京都・愛知県・大阪府の20〜39歳の未婚男女600人を対象にインターネット上で実施した。
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