トヨタ、2代目「マークX“GRMN”」発表 6速MT×V6自然吸気エンジンで“思いのままの操作性”350台限定、513万円(1/2 ページ)

» 2019年01月11日 12時07分 公開
[ITmedia]

 トヨタ自動車は1月11日、スポーツセダン「マークX」に エンジンチューニングなどを施した数量限定のトップモデル「マークX“GRMN”」の新型を発表した。同日から受注を開始し、3月11日から全国の「GRガレージ」で販売する。350台限定で、希望小売価格は513万円(税込)。

photo 2代目「マークX“GRMN”」

 「マークX“GRMN”」はトヨタのモータースポーツ部門「TOYOTA GAZOO Racing」が手掛ける限定モデル。新型が世に出るのは、2015年に初代が100台限定で登場して以来2度目。新型は「350RDS」グレードをベースに、リヤデファレンシャルギヤ比を変更したほか、エンジンの出力制御特性にもチューニングを施した。

 新型のパワートレーンは、6速マニュアルトランスミッションとV6 3.5リッター自然吸気エンジンを組み合わせ、FR(後輪駆動)スポーツならではのパフォーマンスを追求した。

 外装は、フロントバンパーなどの部品をダーク系カラーで加飾。4本出しマフラー(大型バッフル)、19インチアルミホイール、前後で異なるサイズのタイヤ、リヤスポイラー、ホワイト塗装のブレーキキャリパー、スポーツブレーキパット――など、充実した装備を整えた。

 内装は、カーボン調の加飾とピアノブラック塗装を組み合わせたインストルメントパネルを採用。シート表皮には、高品質なスエード調人工皮革「ウルトラスエード」(東レ製)を取り入れた。このほか、全体的にブラック基調で室内を仕上げ、走る気分を高められる仕様とした。

 軽量素材を使用し、重心上部を10キロ軽量化できるカーボンルーフパネル(税込27万円)もオプション設定した。

 製造過程では、元町工場(愛知県豊田市)で全252カ所ものスポット溶接打点を追加し、ボディー剛性も高めた。

 新開発のアブソーバーを用いた専用のサスペンションなども取り入れており、「意のまま・思いのままとなるレスポンスを実感できるクルマ」だとしている。

photo 2代目「マークX“GRMN”」のスペック
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