いじめを目撃したときの対応(「みてみないふりをしますか?=傍観者」と「止めに入りますか?=仲裁者」)を子どもに尋ね、英国、オランダと日本の3カ国で比較したところ、次のような結果が出てしまったのです。
中学生以降の子どもたちの言動には「社会の影響」いや、正確には「大人」が与える影響は極めて甚大です。
「私」の言動をまずは振り返る。そこから大人が始める必要があるのではないでしょうか。
東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。千葉大学教育学部を卒業後、全日本空輸に入社。気象予報士としてテレビ朝日系「ニュースステーション」などに出演。その後、東京大学大学院医学系研究科に進学し、現在に至る。
研究テーマは「人の働き方は環境がつくる」。フィールドワークとして600人超のビジネスマンをインタビュー。著書に『他人をバカにしたがる男たち』(日経プレミアシリーズ)など。近著は『残念な職場 53の研究が明かすヤバい真実』(PHP新書)、『面倒くさい女たち』(中公新書ラクレ)。2019年5月、新刊『他人の足を引っぱる男たち』(日経プレミアシリーズ)発売。
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