人気ステーキチェーンを超えた!? ハンバーグ専門店の「挽肉と米」と「極味や」に行列ができるワケ長浜淳之介のトレンドアンテナ(4/6 ページ)

» 2020年11月30日 10時00分 公開
[長浜淳之介ITmedia]

実力者たちが立ち上げ

 炊き立てのご飯も、挽肉と米の柱の1つだ。

 4つの羽釜を使って営業時間中はずっと炊き続けている。常に炊き立てのご飯を提供している。使用する米は日によって異なるが、秋田県産あきたこまち、新潟県産みずほの輝きといった銘柄米を仕入れている。

挽肉と米では、4つの羽釜を使ってご飯を炊き続ける(出所:POOL公式Webサイト)

 同店では“ハンバーグ・オン・ザ・ライス”を推奨しており、ご飯に合った日本のハンバーグを追求している。締めとして生卵をご飯にかけて、卵かけご飯にする人も多い。

 この店を経営するのは、「挽肉と米」という会社。「一風堂」を展開する力の源カンパニー元社長で、独立して「ランプ」という会社を営む清宮俊之氏と、行列ができる「山本のハンバーグ」を経営する「俺カンパニー」社長の山本昇平氏、メディアや商品のプロデュースを行う「POOL」社長の小西利行氏の3者で設立した。

挽肉と米のご飯とみそ汁

 ハンバーグのプロである山本氏にとって、ずっと出したかった店だったそうだ。

 本格的な事業化に向けて多店舗化する構想があり、2号店の出店が東京都心部に決まったとのうわさもある。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.