ふるさと納税について知っているか、手続きしたことがあるかを聞いた。全体では「自分または家族が手続きしたことがある」という回答は31.0%だった。また、「自分も家族もしたことはないが、仕組みは知っている」を含めた認知率は60.0%だった。
「名前を見聞きしたことがある程度 (仕組みは知らない)」を含めると、認知率は94.0%という結果に。「ふるさと納税」という制度が浸透していることがうかがえた。
自分または家族が手続きした「寄附経験率」は、20〜30代で30%以上だった。30代がとくに高く39.0%、30代男性は40%超だった。また、経営者、会社員、公務員などの職業で高い割合だった。
今後の「ふるさと納税」の利用意向を尋ねた。ふるさと納税寄付経験者、仕組みを理解している人(寄付経験はなし)のほうが今後の利用意向の割合も高かった。
ふるさと納税について「まったく知らない」と答えた人の今後の利用意向は17.0%と低かった。LINEリサーチは、「1度でも寄附経験があると手続き方法の理解や返礼品の魅力などを感じることができるのか、 利用していきたいという意向がより強くなる傾向が見られた」とコメントした。
今回の調査は、日本全国13〜79歳のLINEユーザーを対象に、インターネットで行った。期間は21年12月22〜24日、有効回答数は53万5187人。
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