IT総合情報ポータル「ITmedia」 |
ITとビジネスのニュース専門サイト「ITmedia News」 |
企業のためのIT情報サイト「ITmedia エンタープライズ」 |
IT製品導入支援サイト「TechTargetジャパン」 |
経営者とCIOのコミュニティー「ITmedia エグゼクティブ」 |
PCとMacの専門サイト「ITmedia +D PC USER」 |
携帯、スマートフォンの専門サイト「ITmedia +D Mobile」 |
電子書籍の専門サイト「ITmedia eBook USER」 |
デジカメの専門サイト「ITmedia デジカメプラス」 |
AV機器の専門サイト「ITmedia +D LifeStyle」 |
旬なモノネタ「ITmedia ガジェット」 |
ニコ生、Ustreamの動画番組表「ライブガイド」 |
ビジネスブログ・メディア「ITmedia オルタナティブ・ブログ」 |
ちょっと気になるネットの話題「ねとらぼ」
GNOMEのチューンアップにはわれわれも大きく貢献しており、また、StarOffice(日本名:StarSuite)もオープンソース化しています。SolarisもLinuxとの互換性を高めていくので、エンドユーザーからは、その差が見えなくなってきます。Linuxだから、Windowsだから、といって選ぶ時代は終わりました。セキュアであり、オープンであれば、ベストなものが選ばれることになります。 しかし、Solarisは1995年に64ビット化して以来、7年もの実績があります。リライアビリティとスケーラビリティに優れ、依然として大規模なサーバはSolarisが選ばれていくでしょう。 ZDNet ヒューレット・パッカードをはじめ、業界の多くのプレーヤーがインテルのItaniumに移行しようとしています。 菅原 Itaniumが浸透するには、まだ4〜5年かかるはずです。われわれは長年に渡り、SPARCプロセッサとSolarisという単一のアーキテクチャによって互換性を維持してきました。インテルでは、XeonからItaniumに切り替わっただけで、アプリケーションの書き換えが必要になっています。仮に1つのシステムをつくるのは難しくないとしても、何万本もあるソリューションを検証していくのは、莫大な投資が必要になります。それなしに互換性を保証することはできません。 世の中がインテルだけになっては面白くありません。肝心なのは、オープン標準をベースとしたベストなプラットフォーム、ベストなソリューションを顧客が選択できることです。われわれもその1つのベンダーとして選ばれるべく投資を続けていきます。 ZDNet ハイテクの未来に展望はあると思いますが、日本や日本の企業が取り残されるのでは、という危惧もあります。再び輝きを取り戻すにはどうしたらいいでしょうか。 菅原 優れた日本の企業もあります。彼らはグローバルにビジネスを展開しています。ネットワークを活用し、最適な場所で生産し、最適な場所でマーケットしています。伝統的な企業も、取捨選択を進め、勝てるところにシフトする、そのスピード次第で勝ち残りが決まっていくでしょう。 日本の強みは、優秀な人材にありました。世界トップクラスのブロードバンドネットワークを生かし、大学がオンライン上に聴講システムを構築するのも1つの手段でしょう。欧米ではロンドン大学をはじめ、そうした先進的な事例はたくさんあります。人材育成のスピードも高めていくべきです。
[聞き手:浅井英二,ITmedia]
|
|
|
|
| |