ソニー、法人向けインターネットサービス「bit-drive」にASP型勤怠管理サービスを追加
ソニーは9月16日より、法人向けブロードバンドネットワークサービス「bit-drive」に、インターネット経由で勤怠管理を行う「インターネットタイムレコーダー」のトライアルサービスを開始する。

 ソニーは9月16日より、法人向けブロードバンドネットワークサービス「bit-drive」のメニューに、インターネット経由で勤怠管理を行うASP型のサービス「インターネットタイムレコーダー」のトライアルサービスを開始する。

 インターネットタイムレコーダーでは、非接触型ICカード技術「FeliCa」を活用して本人確認および出退勤時の打刻を行う。といっても、必要な機器はbit-drive側が用意し、それをネットワーク越しに利用するため、顧客側に独自の設備を導入する必要はない。インターネットに接続可能なPCと、USB接続に対応したFeliCaのカードリーダー/ライター「パソリ」を準備するだけでサービスが利用可能だ。

タイムレコーダー

インターネットタイムレコーダーサービスの画面イメージ。「FeliCa」および「パソリ」を用いて打刻する


 同サービスでは勤務実績データの照会はもちろん、勤務スケジュールの作成や休暇の申請承認といった勤怠管理に関する操作を、ネットワーク経由でリアルタイムに行うことができる。業種や業態、企業規模にとらわれずさまざまな企業で利用できること、正社員だけでなく派遣社員やアルバイト、パートなどが混在する職場での勤怠管理も可能なことなどが特徴だ。

 インターネットタイムレコーダーのサービス料金は1 ID当たり月額500円から。契約は10 IDからとなっており、初期導入費用は3万円からとなる。なお、別途FeliCaカードやパソリの導入費用が必要だ。

関連リンク
▼ ソニー(bit-drive)
セキュアアクセスサービス“CRYP(クリプ)”
勤怠管理サービス“Internet Time Recorder”

[ITmedia]


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