英ボディショップ、SAP for RetailでPOSデータと経営管理を統合(2/2 ページ)

» 2004年07月08日 22時33分 公開
[ITmedia]
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 SAP for Retailの一部である「SAP POS Data Management」は、小売業者が消費者ニーズをよりよく理解することを支援する。全世界のボディショップ販売店で収集したPOSデータの処理、分析を迅速に行うことができる。さらに、イベントや販促活動、価格とマージン、分析用の返品理由記号を、各地域オフィスのシステムに送り、その後で、本社に集約する。

 これにより、全世界的組織のあらゆるレベルのユーザーが、ビジネスを牽引する主要な商品などの情報に、容易にアクセスできる。そのため、地域や製品カテゴリー別の販促、販売活動を最適化する戦略的な意思決定が可能になるという。

製品群拡大に対応する市場投入の迅速化

 さらに、新製品開発および投入プロセスのコスト削減と迅速化を図るため、「mySAP Product Lifecycle Management」も導入する。

 Business Intelligenceが、製品デザインを市場分析や顧客需要に合わせる役割を果たすことで、新製品開発への着想やサプライヤーとのコラボレーション、商品発売や販促管理など、各新製品のライフサイクルを管理できる。

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