日本IBM、iSCSI対応の低価格ストレージ2製品を発表

日本IBMは、ストレージ製品「IBM TotalStorage DSファミリー」の新製品として、エントリーモデル「IBM TotalStorage DS300」および「同 DS400」を発表した。

» 2004年09月08日 16時18分 公開
[ITmedia]

 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は9月8日、ストレージディスク製品の新ラインアップ「IBM TotalStorage DS(Disk Systems)ファミリー」の新製品として、エントリーモデル「IBM TotalStorage DS300」および「同 DS400」を発表した。

 DS300は、iSCSI対応により、既存のGbitEthernetネットワークを利用してSANを構築できるのが特徴。3Uサイズで、最大14個のホットスワップ対応Ultra320 SCSIドライブをサポートする。価格は47万2500円(税込み、同社ダイレクト価格)から。

 DS400は、ファイバーチャネル対応モデル。3Uサイズで、最大14個のホットスワップ対応Ultra320 SCSIドライブをサポートする。価格は78万7500円(税込み、同社ダイレクト価格)から。

 また同社は、今回のIBM TotalStorage DSファミリー誕生に伴い、ミッドレンジモデル「IBM TotalStorage FAStTストレージ・ファミリー」を「IBM DS4000ミッドレンジ・ディスク・システム・ファミリー」に改称する。

 ミッドレンジ向けディスク製品と大企業向けストレージシステムを「IBM TotalStorage DS ファミリー」に統合することで、共通のストレージ管理プラットフォームやコピー・サービスの提供、仮想ストレージによる階層的なストレージ・プールの構築を行い、運用管理が容易なストレージシステム構築を支援していくという。

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