NEC、Express5800シリーズ向けにサーバの情報漏洩対策を支援するパッケージ

NECは、企業向けIAサーバ「Express5800/100シリーズ」などの情報漏洩対策を支援する「Express5800 SecurePack機密データサーバソフトウェアパック」の販売を開始した。

» 2004年12月13日 16時52分 公開
[ITmedia]

 NECは12月13日、企業向けIAサーバ「Express5800/100シリーズ」や「iStorageNSシリーズ」のセキュリティ強化/情報漏洩対策を支援する「Express5800 SecurePack機密データサーバソフトウェアパック」の販売を開始した。

 Express5800 SecurePack機密データサーバソフトウェアパックは、トレンドマイクロのサーバ向けウイルス対策ソフト「ServerProtect」のほか、ファイルの持ち出しを制御する「InfoCage/持ち出し制御」、持ち出しを許可したファイルの暗号化を行う「InfoCage/ファイル暗号」といったセキュリティ製品に加え、セットアップ作業を容易に行えるようにする統合インストーラ「SecurityNavigator」をパッケージ化したもの。これにより、個人情報や機密情報の持ち出しや漏洩を未然に防ぐという。価格は62万7000円。

 NECは同時に、ウイルスなどに起因する障害が発生した際に管理者に通報を行う「Express5800セキュリティ通報サービス」を強化し、「機密データ持ち出し操作通報」を追加した。サーバのログを検査し、許可されていないファイルの持ち出し記録やセキュリティ管理ポリシーの設定変更などが見つかった場合、管理者に通報するというサービスだ。価格は年額3万円で、2005年2月18日より提供が開始される。

 同社では、Express5800 SecurePack機密データサーバソフトウェアパックと機密データ持ち出し操作通報を組み合わせて導入することで、専任の管理者を配置できない中小企業や部門サーバでの情報漏洩対策を支援できるとしている。

 なお、セキュリティアプライアンスサーバ「Express5800/InterSecシリーズ」についても、5モデルについてパフォーマンス向上などの機能強化が図られている。

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