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» 2005年06月10日 01時25分 UPDATE

意見募集中:求む「若者の主張」(?)――VABF2005でOSS Roundup&U33 Linuxカーネル座談会開催

VA Linux Systems Japanが6月22日と23日に開催する「VA Linux Business Forum 2005」は盛り沢山の内容だ。特に、非常に濃いメンツがそろい踏みする「OSS Roundup」に関しては、議論のネタとなる皆さんの投稿をお願いしたい。参加も無料だ。

[八田真行,ITmedia]

 このたび、VA Linux Systems Japanが6月22日と23日の両日、赤坂プリンスホテルにて開催する「VA Linux Business Forum 2005」のセッションの1つとして、6月23日の朝10時より「OSS Roundup」というイベントを開催する運びとなった。オープンソースやフリーソフトウェアの世界で長年に渡り活躍されてきた方々をお招きし、一般から広く募った疑問や意見についてざっくばらんに討議していただくという、座談会形式のイベントである。

 オープンソースやフリーソフトウェアに関しては、その浸透に比例してメディア等での注目度もここ数年高まり続けているが、的確な紹介とは言いがたいものも多く、一般の方々には依然として実態がつかみにくいままのように思われる。また、逆にオープンソースの第一線で活躍する技術者にとっては、どのあたりが一般の方々には分かりにくいのかさえなかなか判然としないものだ。本イベントは、このようなコミュニケーション・ギャップを、インフォーマルな雰囲気での活発な議論によって解消するべく企画された。

 今回お招きした皆さんは、基本的にはOSDN Japanが運営するオープンソース関連のニュースサイトjapan.linux.comにおいてブログ・コーナー(JLC Diary)に執筆していただいている方々である。さらに、トラックバックなどでJLC Diaryでの議論に積極的に参加してくださっている小飼弾氏にも参加していただけることになった。

 まつもとゆきひろ氏は、プログラミング言語Rubyの開発者として日本国内のみならず海外にも令名が轟く存在である。この稀有な経験を生かし、オープンソースに関するさまざまな問題に積極的に発言しつづけている。

 山根信二氏は、早い段階からハッカー倫理と自由なソフトウェアとの関わりやインターネットのガバナンスに注目して研究を続けてこられた。近年では、情報社会のセキュリティ問題についても鋭い発言を続けている。

 小飼弾氏は、最近では某企業がらみでテレビなどへの露出も多いが、オープンソース・ハッカーとしても実績がある。さまざまな分野について独自の意見をお持ちの論客だ。

 当日は、上記お三方に、JLC Diary執筆陣の残り二名である八田真行(japan.linux.com主筆)と佐渡秀治(OSDN Japan)を加えた5名で議論を展開する予定である。

 そこで、今回はこの場をお借りして、ITmediaの読者の皆様から広く「議論の種」を募集したい。オープンソースやフリーソフトウェアの現在や今後について、ハッカー文化について、ビジネスとの親和性について、技術的な問題について(あまり具体的なものはご遠慮ください)、どのようなトピックでも構わないので、今皆様が感じておられる疑問や意見、あるいは不満をどしどしお送りいただきたい。当日は頂いた「種」のうち10個ほどをランダムに選び、話題として取り上げさせていただく予定である。また、当日は平日朝という時間帯ではあるが、オーディエンスとしての積極的な参加もお願いしたい。参加は無料である。

 加えて、同日夕方からは、「若手カーネル技術者(U33)によるLinuxカーネル座談会」というイベントも開催される。こちらは、日ごろリアルな交流を行うことが少ないLinuxカーネルの技術者およびそれを目指す若手技術者を一堂に集め、リラックスした雰囲気の中、Linuxカーネルの実装や今後の拡張方針について自由な意見交換、発表、ディスカッションを行うイベントとなっている。

 こうしたイベントが開催される背景には、ことカーネルレイヤーに限定すると、20代のハッカーの数はそれほど多くなく、むしろ40代のハッカーが多いことなどが挙げられよう。高齢化を座して見守るくらいならば、一度若い力を集めて思うさま議論してみるのはどうか、といった思いが発端だ。イベントにはVA Linuxのカーネル開発者陣が参加し、議論のネタを提供するので、経験の浅い若手カーネル技術者にとっては、知識を吸収する絶好の場所となるだろう。こちらも参加は無料だ。

編集部注:同セッションは、佐渡氏のブログで「朝から脂ぎったステーキを食わされるような感じかもしれない」とあるよう、非常に濃いものになることが予想される。ぜひ、下のメールフォームからこの5人に問いたいことを送って欲しい。集え、若人!

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