Intel、64ビット対応のCeleron D 351発表

Intelは64ビット対応のCeleron D 351ほか、EM64TをサポートしたCeleron Dプロセッサとして346、341、336、331、326を発表した。

» 2005年06月28日 08時29分 公開
[ITmedia]

 米Intelは6月27日、64ビット対応の「Celeron D 351」を発表した。これで同社のデスクトップとサーバ向けプロセッサすべてで64ビット技術のEM64Tを提供することになると説明している。

 Celeron D 351は90ナノメートルプロセスで製造され、256Kバイトの2次キャッシュ、533MHzのシステムバスを搭載。処理速度は3.2GHzでExecute Disable Bitをサポートする。

 チップセットのIntel 915または910 Expressと組み合わせ、技術と価格のバランスが取れたデスクトップPCを実現できるとIntelは説明。7.1サラウンドサウンドをサポートしたHigh Definition Audioと、Graphics Media Accelerator 900を組み込んで画像とサウンドの向上を図っている。

 このほかEM64TをサポートしたCeleron Dプロセッサとして346、341、336、331、326を同時発表。一方、Celeron D 350はEM64Tをサポートしないプロセッサで、256Kバイトの2次キャッシュと533MHzのシステムバスを装備、処理速度は3.2GHz。

 各プロセッサとも即日提供開始され、1000個ロット時の価格は73〜127ドル。

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