大塚商会がSMILEαADシリーズをバージョンアップ、セキュリティ面を強化

大塚商会は、セキュリティや操作性を強化した中堅/中小企業向けの基幹業務パッケージソフトの新バージョン「SMILEαAD 5.A」を発表した。

» 2005年08月04日 18時12分 公開
[ITmedia]

 大塚商会は8月4日、中堅/中小企業向けの基幹業務パッケージソフト「SMILEαADシリーズ」の新バージョンとなる「SMILEαAD 5.A」を発表した。

 SMILEαADは、販売管理や財務管理、給与管理といった基本モジュールに加え、オプションやカスタマイズによって業種や業態に応じたシステム構築が可能な基幹業務パッケージソフト。新バージョンではセキュリティの強化を図るとともに、操作性を向上させた。

 具体的には、パスワード変更/管理機能を強化し、システム管理者が一括して変更する代わりに、オペレータ自身が随時パスワードを変更できるようにした。また、オペレータが利用しないメニューを画面に表示させないようにし、不要なアクセスをあらかじめ制限する仕組みも取り入れている。これに、同社が提供するセキュリティ製品群「OSM(Otsuka Security Management)」を組み合わせることで、さらなる対策強化が実現できるという。

 操作性の面では、オペレータごとに業務の流れを表示できるようにした。これにより、誤操作の可能性を減らし、操作の習得時間を短縮できるという。

 他に、たとえば販売管理モジュールでは、定期的に売り上げが発生する取引について売上データを自動的に作成する機能が追加されるなど、各基本モジュールごとに機能の追加、改善が施されている。

 SMILEαAD 5.Aの価格は個別見積もり。たとえば、「SMILEαAD販売管理ネットワーク版」は5クライアントの場合で約200万円からとい、10月11日から販売が開始される。

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