BIGLOBEのコミュニケーションサービス「ウェブリメッセンジャー」は7日、SNSの要素を備えた「サークル機能」を追加した。
NECのリアルタイムコミュニケーションサービス「ウェブリメッセンジャー」は、3月7日にSNSを備えた「サークル機能」を追加した。
サークル機能は、メッセンジャー上でコミュニティーの作成を可能とするもの。SNSのようにコミュニティーを広げていくことができる。さらに、従来の1対1でのコミュニケーションを対象としたメッセンジャーサービスにはない特色があり、新たなリアルタイムコミュニケーションのスタイルを提供するという。
ウェブリメッセンジャーのユーザーは、誰でも自由に招待制のコミュニティとなるサークルを作成でき、友人を招待することができる。
招待されたユーザーがサークルに参加した場合、新しく参加した人がメンバーとして登録され、友人登録をしなくてもお互いにメッセージの交換を可能としている。また、友人リストにはお互いの接続状況やコメントが表示され、メンバー全員の状況をひと目で把握できるのも特徴。
従来のメッセンジャーサービスでは、直接個人間でIDを交換して友人登録をする必要があったが、このサービスでは、サークル機能を利用することで、サークルメンバーが友人を招待するたびにつながりが広がる効果が期待できる。
また、サークル内コミュニケーションの活性化として、「一斉メッセージ」も提供されている。一斉メッセージはサークルのメンバー全員にメッセージを送信できるもの。メンバー全員で会話を楽しむことが可能となる。
ウェブリメッセンジャーは、http://im.biglobe.ne.jp/webry/から専用ソフトのダウンロードをして参加することができる。利用するには、「BIGLOBEサービス会員」または無料の「BIGLOBEカフェ会員」のアカウントが必要。また、これまで利用しているユーザーは、自動アップデート機能でバージョンアップすれば、新機能を使うことができる。
今回の機能強化により同社は、リアルタイムコミュニケーションにおけるコミュニティの形成と活性化を可能にしたという。今後も継続して機能強化を図り、より楽しく使いやすいメッセンジャーサービスを提供していくとのこと。
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