ブログエンジンは3日、フィードパスへの社名変更を表明した。同時に、サイボウズが1月30日に一般公開したWeb 2.0指向のサービス「feedpath」を統合し、今後はフィードパスが事業主体として運営することを発表した。
サイボウズの連結子会社であるブログエンジンは4月3日、サイボウズが1月30日に一般公開したWeb 2.0指向のサービス「feedpath(フィードパス)」を統合し、同時に社名を「フィードパス」へと変更することを発表した。
feedpathは今後、フィードパスが事業主体として運営していくことになる。
今回の事業統合によりフィードパスは、イントラブログシステム「blogengine」シリーズの企画や開発、販売事業、コンシューマー向けのサービス「feedpath」の企画、開発、運営事業を行っていく。
フィードパスでは、今回の発表に合わせて「blogengine」のノウハウを生かしたコンシューマー向けのブログツール「Web型Blogエディター」を「feedpath」へと5月予定で実装することも発表した。
同Blogエディターは、Web上からブログの記事投稿や管理が可能なWebアプリケーションであり、ユーザーが利用しているブログのIDとパスワード登録で使うことができる。複数のブログに対して新規投稿や過去記事編集、削除などを容易に行えることもメリットだという。2つ以上のブログを持つユーザーであれば、投稿画面を一元管理できる利点がある。また、「feedpath」で購読している記事を引用してブログに投稿することも可能。
フィードパスでは今後、ブログとRSS/Atomフィードを中心としたWebアプリケーションの開発を進めていくと表明。初年度の売り上げ目標は2億円とコメントしている。
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