アプリケーションなどのプロセスを監視
システムの安定稼働には、アプリケーションサーバ、DBMSなどのミドルウェアや基幹アプリケーションの重要プロセス監視は不可欠だ。個々のプロセスごとの稼働状況や起動数を監視して異常を通知することで、サーバのプロセスの状態を把握し、すばやく対応できるようにする。プロセスの状態は、イベントの表示やシンボルの変化、さらにはメールによって管理者に通知する(画面3)。また、業務のプロセス状態の変化に応じて、監視しているマネージャ側または監視対象のサーバ側でコマンドを実行し、管理の省略化を図ることも可能だ。
サーバのリソースを監視
コンピュータの応答が急に遅くなったという原因で多いのが、サーバのメモリやハードディスクの空き容量不足である。使用しているメモリやハードディスクの容量を常に監視しておけば、計画的にリブートすることで問題を回避したり、障害発生時の原因を究明したりするのにも役立つ。また、あらかじめ許容範囲をしきい値として設定し、その値を超えたときに通報するようにできる。
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