ライブドアは、RSSリーダー「livedoor Reader(β版)」の提供を開始した。それに伴い、提供中の「livedoor Blogリーダー」は5月末にサービスを終了する。
ライブドアは、新たなRSSリーダー「livedoor Reader(β版)」の提供を開始した。livedoor IDを持つユーザーは、無料で利用することが可能。推奨環境は、WindowsXPはInternet Explorer 6とFirefox、Mac OS XはSafariとFirefoxを挙げている。これに伴い、現在提供されている「livedoor Blogリーダー」は5月末日にサービスを終了する。
livedoor Readerには、新たにレートを使ったフィードの評価が追加された。この評価方法はフィードに5段階が設けられ、カテゴリーとは別に重要度による分類を可能とするもの。また、ユーザーのレート平均点を集計した「レートランキング」も公開されているため、どのフィードが人気があるのかがすぐに分かるようになっている。
また、「ピン」機能によるチェックによって、チェックした記事のみをブラウザで一度にブラウズ展開してまとめ読みができる。このほか、キーボードショートカットも用意され、キーボードだけで読み進めていくことも可能。
同時に、「Notifier」と呼ぶパソコンにインストールして利用する更新通知アプリケーションも用意された。このプログラムはメモリに常駐し、未読記事の件数をバルーン表示で知らせてくれる。Windows XP用とMac OS X用を提供中。
また、ユーザーのlivedoor Blogに表示されている「BLOG READER」というバナーは、livedoor Blogリーダー用のRSS登録バナーのため、新たに「LIVEDOOR READER」と表示されたlivedoor Reader用のバナーも用意された。差し替えないことで不具合は生じないが、今後はlivedoor Reader経由の読者が増えることが想定されるため、変更することが推奨されている。
デザインを標準のまま利用している場合は、デザインを再度選び直して全体を再構築すれば、livedoor Reader用バナーが表示されるという。ユーザー側でカスタマイズしている場合は、テンプレートの該当箇所を書き換える必要がある。
なお、ivedoor BlogリーダーのRSSフィードのリストは「livedoor Blogリーダーからの移行」ページからインポートすることが可能。「既読/未読」のデータに関しては移行されない。
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