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» 2006年05月26日 07時00分 UPDATE

進化する!データベーステクノロジー日本市場で求められるデータベース機能を挙げてみる (1/4)

24時間365日の連続稼働、最新技術への対応、高い信頼性と運用性、サポート力、低コストという5つの特徴を掲げる日立製作所の「HiRDB」。メインフレームで培われた信頼性と拡張性は、国内で高い評価を得ている。2005年3月に発売された最新版「HiRDB Version 7.2」では、コンプライアンス対応のコンテンツ管理を見据えたセキュリティ機能、ディスクアレイシステムと連携したディザスタリカバリ機能、ポリシーに従った自律運用など、3つのポイントを中心にバージョンアップが図られている。

[ITmedia]

このコンテンツは、オンライン・ムック「進化する!データベーステクノロジー」のコンテンツです。関連する記事はこちらでご覧になれます。


確実な監査を可能にするWORM機能

 HiRDBの最新版では、セキュリティに関する機能拡張が図られている。その1つがデータベースソフトウェアとしては初めてのWORM機能である。WORMとは、Write Once Read Manyの略であり、従来はDVD-R/CD-Rなどの追記型光メディアなど、一度書き込んだデータの変更や削除が不可能なメディアを指していた。現在は、テープカートリッジやハードディスクにもWORM機能に対応したデバイスがあるが、HiRDBではこれをデータベースとしてサポートしている。この機能では、一度データベースに書き込んだデータは、読み出しは可能だが、書き換えや削除は一般のユーザーだけでなく、データベース管理者であっても行えない。

 HiRDBがWORM機能を実装したのは、2005年4月に施行されたe-文書法、あるいは2008年度から施行される見込みになっている日本版SOX法などのコンプライアンス対策を意識したものだ。これらの法律では、電子データ化されたビジネス上のさまざまな帳票書類の原本を保証することが求められており、それを実現するにはこうした機能が非常に有効である。

 特に、HiRDBのWORM機能はWORM対応デバイスとは異なり、書き換えや削除が行えない期間を指定できるようになっている。つまり、法律で決められた保管期限の間は、書き換えと削除が不可能な状態でデータを保護し、保管期限が終了したらWORM機能を解除して直ちに削除するという使い方が可能である。WORM対応デバイスの場合、保管期限が過ぎた後はメディアを廃棄するしかないが、HiRDBでは記憶領域を開放して再利用できる。

 さらに、HiRDBの監査証跡機能により、記録されているデータベースのアクセス履歴をWORM化して保存すれば、データベースへの不正操作を摘発するための証拠にもなる。

DB_HiRDB_fig1.jpg 監査証跡のためのログ保全にWORM機能を利用すれば、正当性の証明が可能になる
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