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» 2006年05月27日 08時00分 UPDATE

SEの食事:低カロリーの満足ごはん

頭は動かしても体は動かさないのがSEの仕事の特徴です。若いころは平気でも、30代に入るころから、急にお腹が出てくることもあります。そこでヘルシーな「もずく雑炊」をご紹介します。

[吉岡享子,ITmedia]

 頭は動かしても体は動かさないのがSEの仕事の特徴です。若いころは平気でも、30代に入るころから、急にお腹が出てくることもあります。まわりの先輩SEさんたちを見渡してみて、思わず「納得……」という人も多いのではないでしょうか。

 成人男性が1日に必要とするエネルギーは、SEのようにデスクワーク中心の場合は約2200kcal。それに対し、肉体労働、営業職など、運動量の多い人たちは約2500kcalなので、300kcalほどの差があります。300kcalといえば、ごはん1杯強、食パン2枚程度に相当するため、同じように食べていては、太るのは当然のこと。食事面での節制は不可欠です。

 また、時間が不規則だからといって、つい夜中の変な時間に食べてしまうことも問題です。同じ量を食べるのでも、夜食はより脂肪に変わりやすいからです。「腹が減っては戦はできぬ」とはいえ、腹が出ては女性にもモテません。怖い成人病の原因にもなります。どうしても夜中にお腹がすいてしまったら、ヘルシーな「もずく雑炊」で乗り切りましょう。

材料(1人分)

  • ごはん 120g(茶碗に軽く1杯)
  • もずく(味のついてないもの)1パック
  • 干し貝柱(おつまみ用) 2個
  • 水 カップ11/2(300ml)
  • 塩・しょうゆ 各少々
  • ねぎ(あれば) 少々

 ちなみに、もずくは味のついていないタイプのものを使います。二杯酢などで味つけされたものを使うときは、水でしっかりと洗い、表面の調味液を落としてから使います。

作り方

  • 1 鍋に分量の水を入れます。干し貝柱を手で(固ければ包丁で)ほぐしながら加えて火にかけます。沸とうしたら弱火にし、5分ほど煮ます。
  • 2 (貝柱を煮ている間に)もずくは水で軽く洗って、水気をきります。ねぎは小口切りにします。
  • 3 1の鍋にごはんを加え、ほぐしながら1〜2分煮ます。もずくを加え、塩、しょうゆで味を整えます。器に盛り、ねぎを散らします。
food3.jpg ヘルシーな「もずく雑炊」

 ごはん120gは、「え、たったこれだけ?」と思うかもしれませんが、こうして雑炊にすると、驚くほど量が増えます。これで約240kcal。コンビニエンスストアで売っているおにぎりは200kcal弱ですから、カロリー自体はこの雑炊のほうがやや多めです。

 しかし、おにぎり1個では「なんだかまだ物足りないなあ」となってしまうのに対し、雑炊はごはんが汁気を含んで、パンパンに膨張しているため、1品で充分に満腹感が得られます。

 さらに、もずくを加えて、見た目のボリューム感を出します。もずくのほか、鍋に直接ふりいれて使えるわかめ(「ふえるわかめちゃん」など)もお勧めです。もずく、わかめなどの海藻類、きのこ類、こんにゃくなど、ほとんどカロリーのない食材は、ダイエットの強い味方。それのみで食べようとすると味気ないものですが、こんなふうに調理法次第でおいしく食べられます。ミネラルや食物繊維も豊富に含まれているので、ダイエットうんぬんを別としても、積極的に摂りたい食材です。

 満足感の秘密は調理法にも。満腹感というのは、食事をしてから、脳の満腹中枢に信号が送られることで得られるのですが、それには20〜30分ほど掛かります。そのため、ろくに噛まずに食べると、信号が出る前に食べ過ぎてしまいます。おにぎりなら5分もあれば食べきってしまうところ、かさを増したアツアツの雑炊ではそうもいかないため、食べ過ぎを防ぐことができるのです。雑炊に限らず、ふだんの食事もよく噛んで、ゆっくり食べるよう心掛けましょう。きっと、「意外と小食だったんだな……」と自分自身に驚くことになりますよ。

 また、普通にだしを取って、雑炊を作ってもいいのですが、ここではコンビニエンスストアや駅の売店などでも買える、おつまみ用の干し貝柱を使いました。少々高価ですが、噛みしめるほどに凝縮されたうまみが溶け出し、自分で作ったとは思えないほど本格的な味になります。あれば、仕上げにごま油少々をたらすと、中華風の味わいに。

 いくらカロリーが低くても、まずい料理では満足感は得られません。こんなときこそ味にもこだわって、おいしく、無理なく、お腹を引っ込めましょう。

 次回は最終回。「忙しすぎて、とても料理どころじゃない!」というSEさんのために、「コンビニエンスストアでの買物指南」を紹介します。

吉岡享子 料理系雑誌の編集者。食や栄養に関するテーマを中心に記事を書いている。趣味は料理だが、実はかなりの偏食傾向あり。「紺屋の白袴」とはまさにこのことか。



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