Ubuntu 6.06 LTSでは大企業のニーズに重点を置き、Linuxサーバに共通の導入プロセス簡素化を図っている。
Ubuntu Linuxの最新版となるUbuntu 6.06 LTS(Long Term Support)がリリースされた。大企業のニーズに重点を置き、デスクトップPCとサーバの両バージョンを用意している。
Ubuntuによれば、6.06 LTSではLinuxサーバに共通の導入プロセス簡素化を図り、多数のWebサーバやメールサーバの高速かつ一貫的な導入が可能。必要に応じて有料でサポートを提供する。
Ubuntuは5年間のサーバ用セキュリティアップデート込みで無償提供され、サポート契約やサブスクリプション契約を結ばなくても利用できる。電話とインターネットによる有料サポートは各国でCanonicalなどが提供する。
6.06 LTSは新たにSun MicrosystemsのUltraSPARC T1をサポート。サーバ版はLAMP(Linux、Apache、MySQL、PHP)サーバを単一のコマンドでセットアップできる仕組みを提供している。また、独立系ソフトベンダー(ISV)の一部ソフトをダウンロードして利用できるようになった。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.