Javaフレームワーク「xTier」、環境省の温暖化ガス排出システムで採用

Web金融システムなどで知られるファイテックラボは、同社のxTierが環境省のシステムで採用されたことを発表した。

» 2006年06月07日 10時47分 公開
[ITmedia]

 ファイテックラボは、環境省が運用を行っているCO2排出量取引システム「GHG-TRADE.com」に、同社の開発したJava分散アプリケーションサービスライブラリである「xTier」が採用されたことを発表した。

 「xTier」は高可用性と開発生産性を掲げるグリッドコンピューティング対応製品。ビジネスの拡張に応じてアプリケーションの分散処理を可能としており、スケーラビリティを実現する。なお、今回のシステム導入実現には、同社のパートナーである三菱総合研究所もかかわっているという。

 xTierでは、グリッド対応としてxTier/GRIDが提供されており、機能・性能面での要求レベルの厳しい証券オンライントレーディングで培った技術がライブラリ化されている。比較的大量なオンライントランザクションが発生する適用実績があることも採用理由となっており、一般的なJavaプログラマがスケーラブルなWebシステム構築を行う際にも選択肢となるよう設計されている、と同社はコメントする。

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