スターリングコマースは7月より、SOAに基づくSCMアプリケーションスイート「Yantra」の国内販売を開始する。
スターリングコマースは6月27日、SOAに基づくSCMアプリケーションスイート「Yantra」の国内販売を7月より開始することを明らかにした。
Yantraは、米Sterling Commerceによる買収によってポートフォリオに加わった実行系SCMアプリケーション。Webベースで構築されているためさまざまな規模の拠点や取引先が利用できることが特徴だ。また、柔軟なビジネスプロセスの設定とバックエンドシステムとの連携、ビジネス可視化のためのさまざまな機能を備えている。
Yantraスイートには、販売管理や製品管理、倉庫管理、在庫管理、物流管理、購買管理から返品管理など複数のアプリケーションが含まれている。
スターリングコマースではこのうちまず、オーダー発生から顧客への納品までのプロセスを可視化・最適化する販売管理ソリューション「Yantra Distributed Order Management」と、分散する拠点の在庫の一元管理を実現する倉庫管理システム「Yantra Networked Warehouse Management 」を主に展開していく予定だ。
国内ではこれまで、ネクストコムが販売代理店として、新日鉄ソリューションズと日本ユニシスはシステムインテグレーションパートナーとしてYantraを取り扱ってきた。スターリングコマースでは引き続きこれらのパートナーと協業するとともに、製造、流通、物流業界向けの拡販に向けパートナー体制を強化していくという。
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