データセンターのフリーアクセスフロアは本当に必要なのかホワイトペーパー

データセンターにおいてフリーアクセスフロアはお馴染みのものだが、最近ではその必要性は薄れてきているという。本当にフリーアクセスフロアが必要なのか再検討する時期に来ている。

» 2006年07月25日 13時40分 公開
[ITmedia]

 データセンターでお馴染みのフリーアクセスフロアとは、配線用に床面から一定の空間を空けて作られた床面のことだ。フリーアクセスフロアにしない場合、通信用のケーブルを敷設するには床面か天井にケーブルを這わせる必要があった。このため、オフィスの美観を損ねることになり、断線事故が生じる危険性があるとされていた。

 かつてフリーアクセスフロアを使用する理由として挙げられていたものの多くは、現在では適切ではなくなっている。なぜなら、IT機器の構成変更やリプレース間隔が以前より短くなっており、ケーブルへのアクセスが容易であることのほうが重要だからだ。また、天井式ラック配電の方が床下配電よりもコストがかからないという理由もある。そのほかに、耐震性のテストがしづらいなどの問題点が指摘されている。

 ここでは、フリーアクセスフロアの歴史を振り返り、フリーアクセスフロアの必要性について再考を促している

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